...平常落ち着いているU君もこれには苦笑していた...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...『鉄の水母』はいやに落ち着いている...
海野十三 「海底大陸」
...『何か御用でしょうか?』落ち着いている積りでしょうが...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「機密の魅惑」
...その後はいよいよ落ち着いているように見えた...
ストックトン Francis Richard Stockton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...夫の落ち着いているのを見ると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...諦(あきら)めて落ち着いているはずの...
近松秋江 「黒髪」
...」と声は落ち着いているが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...町に落ち着いていることも出来なかった...
徳田秋声 「足迹」
...奴がどうするつもりなのか分からないからな」それにしても奴は落ち着いている...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...第十六章いつもは冷静で落ち着いているフィールド警部補も...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...金縁眼鏡の奥で光る両眼はじっと落ち着いている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...飛びようだってそれぁ落ち着いているからね...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...高雅に落ち着いている中に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中将のほうでは少しも焦慮(しょうりょ)するふうを見せず落ち着いているのであったからしかたがないのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今日はこちらにとどまっていることにして落ち着いているのにも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今日は花に心が惹(ひ)かれて落ち着いているのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...好くそんなにしらばっくれていられる事ね」夫の落ち着いているのが...
森鴎外 「雁」
...心持ちは割合に落ち着いている...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
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