例文・使い方一覧でみる「萌」の意味


スポンサーリンク

...しかも垢じみた黄色(もえぎいろ)の毛糸の襟巻がだらりと垂れ下つた膝の上には...   しかも垢じみた萌黄色の毛糸の襟巻がだらりと垂れ下つた膝の上にはの読み方
芥川龍之介 「蜜柑」

...明治の日本人が四十年間の生活から編みだした最初の哲学の芽であると思う...   明治の日本人が四十年間の生活から編みだした最初の哲学の萌芽であると思うの読み方
石川啄木 「弓町より」

...紅梅黄(こうばいもえぎ)の浮文(うきあや)に張裏(はりうら)したる狩衣(かりぎぬ)を着け...   紅梅萌黄の浮文に張裏したる狩衣を着けの読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...一昨日(おととい)から(きざ)していたのである...   一昨日から萌していたのであるの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...例によって背に負うた黄色(もえぎいろ)の風呂敷包だけを見ても...   例によって背に負うた萌黄色の風呂敷包だけを見てもの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...この浪の音は何里の沖に(きざ)してこの磯の遠きに崩るるか...   この浪の音は何里の沖に萌してこの磯の遠きに崩るるかの読み方
夏目漱石 「幻影の盾」

...もう暮方の色が(きざ)していた...   もう暮方の色が萌していたの読み方
夏目漱石 「門」

...真新らしい黄(もえぎ)から草(くさ)の大風呂敷包(おおぶろしきづつみ)がとどいたから...   真新らしい萌黄から草の大風呂敷包がとどいたからの読み方
長谷川時雨 「江木欣々女史」

...枯渇絶望した俺の心に微かな希望が(も)えだしたものだから...   枯渇絶望した俺の心に微かな希望が萌えだしたものだからの読み方
久生十蘭 「湖畔」

...当地の警察署に告訴して大難を未(みほう)に防(ふせ)がずばなるまじという...   当地の警察署に告訴して大難を未萌に防がずばなるまじというの読み方
福田英子 「妾の半生涯」

...この草は冬はその葉が枯れて春に旧根から出し夏秋に繁茂する...   この草は冬はその葉が枯れて春に旧根から萌出し夏秋に繁茂するの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...浄土真宗は在世正法像末法滅濁悪の群...   浄土真宗は在世正法像末法滅濁悪の群萌の読み方
三木清 「親鸞」

...春の野の黄色(もえぎいろ)の襲は月の下では...   春の野の萌黄色の襲は月の下ではの読み方
室生犀星 「津の国人」

...草が(も)えるころになった...   草が萌えるころになったの読み方
森鴎外 「山椒大夫」

...黄村濃(もえぎむらご)の鎧に太刀を佩(は)いた真名女のすがたは五人の武者をはるかにぬいてみごとだった...   萌黄村濃の鎧に太刀を佩いた真名女のすがたは五人の武者をはるかにぬいてみごとだったの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...葭関(かぼうかん)の守備も...   葭萌関の守備もの読み方
吉川英治 「三国志」

...大地はふかく氷を閉ざしても、春ともなれば、草は(も)え、花は狂う...   大地はふかく氷を閉ざしても、春ともなれば、草は萌え、花は狂うの読み方
吉川英治 「親鸞」

...青春期に我々の内にえいでた芽は...   青春期に我々の内に萌えいでた芽はの読み方
和辻哲郎 「すべての芽を培え」

「萌」の読みかた

「萌」の書き方・書き順

いろんなフォントで「萌」

「萌」の英語の意味

「萌なんとか」といえば?  


ランダム例文:
馬鹿声   提撕   宝島  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
公共放送   裁量的経費   優勝劣敗  

スポンサーリンク

トップへ戻る