...それは元来フランスでは葡萄酒(ぶどうしゅ)の醸造が盛んに行われていて...
石原純 「ルイ・パストゥール」
...葡萄色の蜂の飮水場(みづのみば)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...現行書目にしも、英独仏露伊西以外、和蘭、瑞西、波蘭、瑞典、那威、澳太利、匈牙利、葡萄牙、墨西哥、アルゼンチン、将た印度、波斯、中央亜細亜あたりまでの各国書目を一と通り揃えていた...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...葡萄園へは出でずに直ちに妙義の宿につきたるは...
大町桂月 「妙義山の五日」
...心の臓が干葡萄のやうに萎(しな)びるまで悄気(しよげ)きつてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
... 565働く者は園内に入りて葡萄の房を刈る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...黄色がかった葡萄(ぶどう)畑が見え...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...遠い国から来た葡萄酒を買うためにも...
永井荷風 「銀座」
...葡萄葉(ぶだうば)の...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...葡萄(ぶどう)の酒と...
夏目漱石 「虞美人草」
...和蘭(オランダ)の葡萄(ぶどう)で作った酒だそうで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...目もはるかな見事な葡萄畑の下を...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...瞳が青葡萄のように青いのに...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...甘い葡萄も、熟した無花果(いちじゅく)も見つかりませんでした(エピミーシウスに一つ悪いところがあるとすれば、それは無花果があんまり好きだという点でした)...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...)バナナン大将の行進歌合唱「いさおかがやく バナナン軍マルトン原に たむろせど荒(す)さびし山河(さんが)の すべもなく饑餓(きが)の陣営(じんえい)日にわたり夜をもこむれば つわもののダムダム弾や 葡萄弾毒瓦斯(どくガス)タンクは恐(おそ)れねどうえとつかれを いかにせん...
宮沢賢治 「饑餓陣営」
...葡萄造(つくり)が熱心に...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...葡萄色(ぶだういろ)の秋の空は露にうるほふ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...葡萄(ぶだう)の葉は赤く...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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