...樫(かし)や栗(くり)の木立に野葡萄(のぶどう)の蔓(つる)が厚くからみついて...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...葡萄牙人(ポルトガルじん)...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...葡萄酒を一罎(ひとびん)...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...三番目に好い葡萄酒...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...葡萄状球菌、連鎖状球菌に因る諸疾患にも卓效を奏するといふことだつたので、私は、それを、はじめて二錠服用したときから、既に恢復の一歩を踏み出したやうな爽快を覺えました...
太宰治 「知らない人」
...エピドーロスの葡萄の地...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...そのおいしい葡萄酒(ぶだうしゆ)によつてきて...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...日の光に頭の中が茫(ぼう)として(時にはまたカステリーの葡萄(ぶどう)酒のせいもあったが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それは薩摩(さつま)の鉢(はち)で古いものだ」「十六世紀頃の葡萄耳(ポルトガル)人が被った帽子のような恰好(かっこう)ですね...
夏目漱石 「虞美人草」
...そのうしろの葡萄畑のあるほうへ散歩をしに行った...
久生十蘭 「葡萄蔓の束」
...マカオの名家だというフェルナンデスという若い葡萄牙(ポルトガル)人の四人の組合せになっていた...
久生十蘭 「予言」
...」葡萄棚にごつんと頭をぶつつけた恰好を思ひ出して幾分をかしさが突き出て来たが...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...それから鐡兜のなかに赫いてゐる葡萄酒を...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「旗手クリストフ・リルケ抄」
...緑色の葡萄畑は暗く浪打ち...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「巴里の手紙」
...まだ果の青い葡萄畑へ入って行った...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...玉子のは玉子の黄身二つと牛乳一合と砂糖三杯とよく混ぜ合せて湯煎(ゆせん)にしてそれから水に溶いたゼラチン五枚と葡萄酒(ぶどうしゅ)を少し入れて水に冷して半固(はんかた)まりの処へ泡立てた白身を二つ入れて固めます...
村井弦斎 「食道楽」
...別に乾葡萄(ほしぶどう)と白葡萄と小葡萄とレモンの皮とを細かく刻んで混ぜておきます...
村井弦斎 「食道楽」
...茅(かや)、菅(すげ)、蒲(がま)、岩芝、くご、葡萄(ぶどう)、胡桃(くるみ)、特に愛されるのは科(しな)の皮...
柳宗悦 「蓑のこと」
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