...葡萄牙(ポルトガル)等が独りこれを行ったばかりでなく...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...葡萄蔓のぶらんこや...
オウ・ヘンリ 三宅幾三郎訳 「水車のある教會」
...濡縁(ぬれえん)に雨の後なる一葉かな大正三年葡萄(ぶどう)の種吐き出して事を決しけり蜻蛉(とんぼう)は亡くなり終(おわ)んぬ鶏頭花(けいとうか)大正三年十月十八日 発行所例会...
高浜虚子 「五百句」
...船はビスケイを済まして葡萄牙(ポルトガル)の海岸近く南下する...
谷譲次 「踊る地平線」
...調合葡萄酒が出た...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...ライン地方の葡萄酒釀造につかふ壓搾機がヒントとなつたもので...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...あすこに葡萄酒(ぶどうしゅ)もパンもチーズもありますよ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...葡萄のふさの下の「コラントの葡萄」という文字を金文字にさした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...小間使の花が靜かに襖を明けて、いつも云付けてある通り、竹細工の食卓(テイブル)に白い布(きれ)を敷き其の上に洋食の皿、食器、葡萄酒、麺麭(パン)までを一ツ々々竝べて居る...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...おれは葡萄の血汐(ちしお)を吸う...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...彼はパンや葡萄を御馳走になったことや...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...めいめい自分の皿の上の葡萄を取りました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...あの赤葡萄酒が、私には強すぎたのかもしれません...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...そういう御馳走にはボイルドフィッシを拵えるにも白葡萄酒(しろぶどうしゅ)ばかりで蒸してフレッシバターを塗って色々の附合(つけあわ)せをしますからお魚一人前が一円以上かかります...
村井弦斎 「食道楽」
...一房並べの葡萄(ぶどう)と共に高級品扱い...
山本笑月 「明治世相百話」
...身を沒する苺の垣や茅や葡萄の蔓のために全く見えない...
横光利一 「榛名」
...野葡萄(のぶどう)...
吉川英治 「私本太平記」
...そして吾々は葡萄酒の二倍の価値ではないが二倍の分量を受取るであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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