...達摩(だるま)の蒐集家(しゅうしゅうか)として奇名隠れなかった理学士西芳菲山人の名が見える...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...(十五日)▼芳菲山人(ほうひさんじん)より来書...
高浜虚子 「子規居士と余」
...浅学菲才(ひさい)の僕であります...
太宰治 「虚構の春」
...されば菲才僕の如きものが...
永井荷風 「申訳」
...悠然対芬菲...
夏目漱石 「草枕」
...その表皮は極めて菲薄(ひはく)な膜質で何の色汁も含んでいない...
牧野富太郎 「植物記」
......
正岡子規 「病牀六尺」
...(九月十五日)百二十七○芳菲山人(ほうひさんじん)より来書拝啓昨今御病床六尺の記二...
正岡子規 「病牀六尺」
...片里と号する菲才でござる...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...昔ルソンで偽って誓文した者に食わるとし(一八九〇年版アントニオ・デ・モルガ『菲列賓諸島誌(スセソス・デ・ラス・イスラス・フィリピナス)』二七三頁)...
南方熊楠 「十二支考」
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與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...菲才(ひさい)をもって...
吉川英治 「三国志」
...菲才(ひさい)をもって...
吉川英治 「三国志」
...もし菲才(ひさい)をお用いくださるなら何で労を惜しみましょう」「かたじけない...
吉川英治 「三国志」
...それがし如き菲才(ひさい)を捨てて...
吉川英治 「三国志」
...しかも菲才(ひさい)...
吉川英治 「三国志」
...菲才にして懶惰(らんだ)...
吉川英治 「親鸞」
...またわが徳の菲薄なるによれば...
吉田松陰 「留魂録」
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