...僕の茂吉を好んだのも畢竟(ひつきやう)この故ではなかつたのであらうか?あが母の吾(あ)を生ましけむうらわかきかなしき力おもはざらめや菲才(ひさい)なる僕も時々は僕を生んだ母の力を...
芥川龍之介 「僻見」
...私のやうな淺學菲才な者には...
海野十三 「心靈研究會の怪」
......
関寛 「関牧塲創業記事」
...私ごとき浅学菲才(ひさい)の者が講義するのですから...
高神覚昇 「般若心経講義」
...十七日には芳菲山人の来書が代りに載せてあって...
高浜虚子 「子規居士と余」
...浅学菲才(ひさい)の僕であります...
太宰治 「虚構の春」
...真物の金は僅かに菲(にら)の葉ぐらいかかっていて...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「珊瑚」
...年少菲才(ひさい)の身をもって事にあたったので...
豊島与志雄 「レ・ミゼラブル」
...されば菲才僕の如きものが...
永井荷風 「申訳」
...斯ほどにも菲薄な望みが...
牧野信一 「冬の風鈴」
...その表皮は極めて菲薄(ひはく)な膜質で何の色汁も含んでいない...
牧野富太郎 「植物記」
......
正岡子規 「病牀六尺」
...(九月十五日)百二十七○芳菲山人(ほうひさんじん)より来書拝啓昨今御病床六尺の記二...
正岡子規 「病牀六尺」
...芳菲山人(ほうひさんじん)の滑稽家(こっけいか)たるは人の知る所にして...
正岡子規 「墨汁一滴」
...菲才(ひさい)をもって...
吉川英治 「三国志」
...しかも菲才(ひさい)...
吉川英治 「三国志」
...水戸家だけでも菲才(ひさい)には重荷にすぎる身を...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...またわが徳の菲薄なるによれば...
吉田松陰 「留魂録」
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