...」木菟(みみずく)の女性である...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...裸(あかはだ)なる菟(うさぎ)伏せり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...かれその菟、大穴牟遲の神に白さく、「この八十神は、かならず八上(やがみ)比賣を得じ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...その孃子は菟田(うだ)の長の女のオホヲという者です...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...もっと若いところでは森於菟の随筆や林髞の文章(私は必ずしもこの人の文章を信用しているというのではないのだが)が正しくこれだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...菟道稚郎子が高麗の上表の無禮を發見した傳説などは其の一例であるが...
内藤湖南 「聖徳太子」
...既に漢では其地方に玄菟郡の高句麗縣を置いてゐたので...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其一)」
...三上於菟吉(おときち)で「原泉社」といふ出版屋を二人で始めた...
直木三十五 「貧乏一期、二期、三期」
...三上於菟吉(おときち)なんて一寸エネルギッシュでビフテキみたいたが...
林芙美子 「新版 放浪記」
...のち三上於菟吉(おときち)と艶名を諷(うた)われ...
正岡容 「わが寄席青春録」
...於菟さんも只の医学者ではない...
宮本百合子 「鴎外・漱石・藤村など」
...特に婦人の間に多くの読者をもっている三上於菟吉...
宮本百合子 「国際無産婦人デーに際して」
...「木菟党」をよみ終り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...木菟党はミミズクの鳴声を真似て合図とするブルターニュの農民兵で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...」「菟原ノ薄男は女の人の立ったあと直ぐに行方知れずになりましたよ...
室生犀星 「荻吹く歌」
...菟道茶商来滞留...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...三上於菟吉氏去り尾崎士郎氏退社し...
吉川英治 「親鸞」
...その前後、同社に籍をおいていた者には渋川玄耳、椋鳩十、岡鬼太郎、三上於菟吉、尾崎士郎、井上唖々、楠田敏郎、川上三太郎氏などがあった...
吉川英治 「年譜」
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