...菓子や砂糖漬けのご馳走がむやみと増えることもあろうし...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...六月九日塚本サンヨリ菓子――十七日「三つの寳」サシヱ全部渡シズミ――二十日「湖南の扇」ノ裝幀仕事全部渡シズミ――二十五日春日ニテつる助...
小穴隆一 「二つの繪」
...季節の感を新たにする菓子の一つとして愛されている...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...汝既に下界の菓実を食いたれば...
高木敏雄 「比較神話学」
...お菓子を平げて了った狆は...
谷崎潤一郎 「少年」
...そこで香泉さんと私とは其お菓子料に添える爲めに...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...そうして菓子を出したり...
徳田秋声 「新世帯」
...下婢に茶菓を持運ばせた後...
永井荷風 「百花園」
...使(つか)ひに行(ゆ)けば屹度(きつと)茶菓子(ちやぐわし)を包(つゝ)まれたり...
長塚節 「土」
...うちの御三(おさん)などはよく細君の留守中に餅菓子などを失敬しては頂戴し...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...結構な菓子を出させたり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...家から送つて寄越すお菓子や甘いものを...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...僧都は珍客のためによい菓子を種々(くさぐさ)作らせ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...薫のほうからは菓子のよいのなども持たせて来...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...伝説の菓子師は此忠行を祖としてゐるのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...兄の使いで五度ほど渡辺を訪ねたことがあるし、茶菓や、食事を馳走されたこともあるが、そのときのようすでは、彼女は召使いのような印象であった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...菓子にはみんな西洋の名前が付いているんだ...
夢野久作 「キャラメルと飴玉」
...盥(たらい)の湯に浴(つ)かっている駄菓子屋の女房が...
吉川英治 「宮本武蔵」
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