...一文菓子だとか云う物は...
芥川龍之介 「上海游記」
...彼は寒天菓子の一種である羊羹と...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...よく菓子を呉れたり下駄の鼻緒を直して呉れたりした...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...取りあへず其処の名物の菓子を買つて来た...
岩本素白 「菓子の譜」
...菓子の買い食いも出来ないで...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...一同は真珠めいた菓子に手を出し...
豊島与志雄 「囚われ人」
...菓子パンをかじったが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人に可愛がられて菓子だのお菜(かず)だのをもらふから一日の米二合半の代五銭さへあればいいし...
中勘助 「銀の匙」
...餅菓子よりははるかに高価であったという...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...二返目には近所から取り寄せた氷菓子(アイスクリーム)を盆に載(の)せて持って来た...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...お菓子と酒を持って来たろう」「ええ」お静は顔を挙げました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「波田さん、菓子屋まで、まだ大分寄り道になるの」ボーイ長はフト菓子が食べたくなった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...なかには私のお菓子をつかんで...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...それと角の菓子屋に...
原民喜 「広島の牧歌」
...無い一文菓子が欲しいなどと言出して...
二葉亭四迷 「平凡」
...折敷(おしき)や菓子などを運んでくる男女の下衆(げす)たちのなかに...
堀辰雄 「曠野」
...玉子焼鍋で西洋菓子が出来ますか」お登和嬢「充分とは参りませんがカステラやビスケット位は誰にでも出来ます...
村井弦斎 「食道楽」
...一つは赤茄子(あかなす)と西洋風に三色のサンドウィッチを出して手軽な西洋菓子を拵え暑い時分ですから冷した珈琲(こーひー)でも出しましょう」小山「オヤ...
村井弦斎 「食道楽」
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