...空しく東国の莽蒼に雌伏したり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...莽々(まう/\)たる平蕪(へいぶ)高低(たかひく)の所を不見(みず)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...それ故に水莽草の多い楚中(そちゅう)の桃花江(とうかこう)一帯には...
田中貢太郎 「水莽草」
...この水莽鬼の伝説のある楚の地方では...
田中貢太郎 「水莽草」
...吾人はもとより草莽(そうもう)の一書生にして天下何人に向かってもなんの求むるところなく...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...莽野(もうや)の中に馳騁(ちてい)すといえども...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...轅馬海岸砲車も皆鹵莽...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...王莽時代の高句麗侯...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...其れは即ち王莽時代のことである...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其一)」
...然ルニ此鏡ハ王莽ノ鋳ル所ロ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...其中ニ最モ驚ク可キハ王莽ノ剣ナリ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...無位無官「草莽(そうもう)」志士の地盤には...
服部之総 「志士と経済」
...榛莽(しんぼう)の密林の土地に脱(に)げこもうとしている...
本庄陸男 「石狩川」
...路傍は草莽(さうもう)にて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...趙高王莽(ちょうこうおうもう)の計策(はかり)なきを嘲(あざけ)って時々...
吉川英治 「三国志」
...やはり郷軍や地方の草莽(そうもう)のなかには見当らないと思うな」と...
吉川英治 「三国志」
...王莽(おうもう)に超え...
吉川英治 「三国志」
...草莽(そうもう)の臣下の微志に対して...
吉川英治 「新書太閤記」
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