...空しく東国の莽蒼に雌伏したり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...普通に莽草(しきみ)又はハナシバなぞと呼ばれる木蘭(もくらん)科の常緑小喬木の果実であってな...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...雜木草莽の中に孤立す...
大町桂月 「豐島ヶ岡」
...それ故に水莽草の多い楚中(そちゅう)の桃花江(とうかこう)一帯には...
田中貢太郎 「水莽草」
...この水莽鬼の伝説のある楚の地方では...
田中貢太郎 「水莽草」
...祝が水莽草を飲まされたわけを話して...
田中貢太郎 「水莽草」
...生れ代りたくはないのです」それから村で水莽草の毒に中る者のあった時には...
田中貢太郎 「水莽草」
...明治三十四年十二月草莽ノ微臣田中正造誠恐誠惶頓首頓首 ※...
田中正造 「直訴状」
...いわんや草莽(そうもう)の中に蟄伏(ちっぷく)し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...又王莽時代に於いては高句麗國の出現を見たが...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...王莽時代の高句麗侯...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...戦乱も文化もあまり影響を及ぼさない草莽の土地にある廟であろう...
中谷宇吉郎 「詩人への註文」
...其中ニ最モ驚ク可キハ王莽ノ剣ナリ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...それは今(いま)から二千年(にせんねん)ほど前(まへ)支那(しな)の王莽(おうもう)の頃(ころ)出來(でき)た貨泉(かせん)といふ錢(ぜに)が時々(とき/″\)出(で)るのでわかります...
濱田青陵 「博物館」
...この蓮花池は本(も)とドブ溜だつたが、雨夜忽ち蓮花が生じ香を放ち、又、其葉や莖を風が吹く聲を聞たと云ので、決して花が開く音を指たでなく、集成同卷に、青州府志、蓮花池在二玉交里中一、莽蕩無レ際、青萍環覆、紅碧交加、蓮蕊爭レ勝、爛漫如レ霞、然乍有乍沒、兆二沂之盛衰一、或疑三其有二靈氣一云と云ると等しく云はゞ蓮の幽靈だ...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...新らしい物の名はこうして草莽(そうもう)の間から生れていたのである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...草莽(そうもう)より身を起し...
吉川英治 「三国志」
...しいんとしずまる人々を睥睨(へいげい)して――祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の鐘のこえ諸行無常のひびきあり沙羅双樹(さらそうじゅ)の花のいろ生者(しょうじゃ)必衰の理(ことわり)をあらわすおごれるもの久しからずただ春の夜の夢のごとし猛(たけ)き人もついには亡びぬひとえに風のまえの塵(ちり)のごとし遠く異朝を訪(と)ぶらうに秦(しん)の趙高(ちょうこう)漢の王莽(おうもう)...
吉川英治 「親鸞」
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