...今考えても莫迦莫迦(ばかばか)しい次第さ...
芥川龍之介 「一夕話」
...あなたのように莫迦正直では...
芥川龍之介 「仙人」
...まるで無関係であることを理解せぬ程莫迦(ばか)ではなく...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...』『一里四方もあるのか?』『莫迦な事を言へ...
石川啄木 「散文詩」
...莫大(ばくだい)なる資金と...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...自分は人間を莫迦(ばか)にした言葉だと憤然とした...
武田麟太郎 「現代詩」
...私はそんな莫迦げたことを話し合つてゐる職員室を...
太宰治 「津軽」
...九日つづいて莫大の燃料城に齎らしぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...「莫迦を言っちゃいけねえ...
徳田秋声 「新世帯」
...莫迦(ばか)げた望みももっていたのだった...
徳田秋声 「仮装人物」
...莫大な罰金を毛唐に取られ...
中里介山 「大菩薩峠」
...寧ろどつしりとした落莫の底に落着きを見出せて...
牧野信一 「露路の友」
...どのような寂莫な...
水野葉舟 「遠野へ」
...七帝陵の丘をあばいて発掘した莫大な重宝を...
吉川英治 「三国志」
...なぜなら、遷都のあと、宮門そのほか、容(かたち)はやっと整えましたが、莫大な建築、兵備施設などに、多くを費やしたばかりのところですから」「む、む……して」「ですから、玄徳、呂布に対しては、どこまでも外交的な手腕をもって、彼らを自滅に導くをもって上策とします」「それは同感だ...
吉川英治 「三国志」
...「莫大なる戦利品を獲...
吉川英治 「三国志」
...その損傷の莫大なのに...
吉川英治 「三国志」
...莫迦(ばか)もしあい...
吉川英治 「新書太閤記」
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