...有毒なとうがらしとその検出法トウガラシはいろいろの種類のトウガラシ属(capsicum)の乾かした莢の粉の乱雑な混合物であり...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...北京(ペキン)灰捨つる路は槐(ゑんじゆ)の莢(さや)ばかり(大正十五年十月)...
芥川龍之介 「槐」
...薬莢の抛擲...
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」
...針の尖の三四倍もある色のついた細長い尖つた円莢だ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...かうして綿は種子と莢とを悉く取り除かれる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...莢はだん/\大きくなつて熟して行く...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...水道橋(すいどうばし)内の莢坂(さいかちざか)を駿河台へ登り切った堤際(どてきわ)の...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...雷管のついた薬莢(やっきょう)さえあれば...
海野十三 「火星兵団」
...」膝の上に莢をためながらおくみは言つた...
鈴木三重吉 「桑の実」
...ここに三発目の薬莢があるはず...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...瑞々(みずみず)しいなめらかな莢の中で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...赤豌豆は莢ごとに茹でても莢は食べられない...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...其頃は土用に入つて間もないのであつたが畑の大豆は莢が急に膨れる...
長塚節 「芋掘り」
...根(ね)が幾日(いくにち)もぐつしりと水(みづ)に浸(ひた)つてた大豆(だいづ)は黄色味(きいろみ)の勝(か)つた褐色(ちやいろ)の莢(さや)も幹(から)も泥(どろ)で汚(よご)れた樣(やう)に黒(くろ)ずんで居(ゐ)た...
長塚節 「土」
...白色合弁の脣形花が穂をなして開き後(の)ち丁度キササゲの様な長い莢(さや)の実を結ぶのである...
牧野富太郎 「植物記」
...宿存花冠(しゅくそんかかん)の中で長莢(ちょうきょう)状の果実が熟(じゅく)し...
牧野富太郎 「植物知識」
...株のわかれめに莢(さや)ほどの蕾(つぼみ)の用意を見せ...
室生犀星 「姫たちばな」
...どうだか」父が空になった薬莢(やっきょう)をはずしているのが聞えた...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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