...のち同火葬場に於て荼毘(だび)に附し申可く候(そうろう)……」この文面から推(お)せば...
海野十三 「火葬国風景」
...人民を荼毒(とどく)し...
田中貢太郎 「続黄梁」
...その荼毘所を見ながら行き過ぎてしまうと云うのは無道ではないか...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...福岡で荼毘にふされる...
長塚節 「長塚節句集」
...もちろん伝来の仏教や道教が多少混淆しているが、げほう、狐つかい、飯綱の法、荼吉尼の法、口寄せ、識神をつかうなど、支那流の妖術や印度流の幻術とのつらなりは薄く、むしろ神通道力に近いものである...
中谷宇吉郎 「露伴先生と神仙道」
...岫雲院で荼(だび)になったのは...
森鴎外 「阿部一族」
...夜は原(もと)荼毘(だび)前夜であるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...然(しか)るところ松向寺殿御遺骸(ごいがい)は八代なる泰勝院にて荼(だび)せられしに...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...その百十八九月十二日に勝久は三世勝二郎の柩(ひつぎ)を荼所(だびしょ)まで見送って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...泉(いづみ)ある処に近き荼毘所(とびじょ)の迹(あと)を見る...
森鴎外 「みちの記」
...追記 「曼荼羅繍帳」については主として明石染人氏著「染織文様史の研究」を参考とした...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...故長谷川二葉亭君の遺骸を此(この)地で荼毘(だび)して追悼会を開いた時の話を聞き乍(なが)ら...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...そして董荼奴(とうとぬ)や阿会喃(あかいなん)の陣へかくれこんだ...
吉川英治 「三国志」
...ただ阿会喃(あかいなん)と董荼奴(とうとぬ)は...
吉川英治 「三国志」
...そして董荼奴(とうとぬ)が...
吉川英治 「三国志」
...董荼奴以下を呼び入れた...
吉川英治 「三国志」
...孔明はまず董荼奴から仔細を聞き取って...
吉川英治 「三国志」
...一切を荼毘(だび)に附(ふ)して...
吉川英治 「新・水滸伝」
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