...彼女は旅行の際、小荷駄を持っていこうと思っている...
...小荷駄を背負って山道を歩くのは大変だ...
...子供の頃、遠足のときにおやつとして小荷駄を持っていった...
...出張の時は、小荷駄を軽くして荷物をコンパクトにするようにしている...
...手荷物が多い場合、小荷駄で解消するのが一番だ...
...新植民地に要する生活要品を買いととのえる荷駄(にだ)の宰領として頼まれて...
中里介山 「大菩薩峠」
...金筐(ばこ)と財宝を荷駄につけて京都へ転住を決行している...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...荷駄はどんなぐあいですか」「半刻(はんとき)ほどまえに五駄いった」休之助はそう云いながら...
山本周五郎 「風流太平記」
...それでも荷駄は改めさせぬ...
山本周五郎 「山彦乙女」
...荷駄千匹の往来と御自慢あるが...
吉川英治 「上杉謙信」
...軍需の物を積んでゆく荷駄隊は...
吉川英治 「上杉謙信」
...善光寺方面へ行くものという考えを少しも疑っていなかったが――先頭の大荷駄...
吉川英治 「上杉謙信」
...軍旅の荷駄をまとめよなどと命令したか」「主簿の楊修が...
吉川英治 「三国志」
...輜重(しちょう)の荷駄隊がおもである...
吉川英治 「私本太平記」
...ただ届けろと申されたまま、お届けに上がったまでで」一斗入りの酒瓶(さけがめ)五個、荷駄につんで、花山院のお台所まで届けておけと、かねも先払いで貰っているというのである...
吉川英治 「私本太平記」
...小荷駄、大荷駄の者を加えれば、一万三千に達しましょう」うなずいて、間(ま)を措(お)いて...
吉川英治 「新書太閤記」
...軽捷(けいしょう)な戦闘隊をまず丘から降ろして、桂川の上下を見張らせ、荷駄、本隊、後軍とつづいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...荷駄隊は、困難を極めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...もっともっと敵部隊の末端にある大荷駄隊(おおにだたい)(輜重(しちょう))へ...
吉川英治 「新書太閤記」
...迎えを出せ」家臣に、手配を命じ、乗り換え馬や、荷駄(にだ)、案内などの人数をさし向けて、来賓(らいひん)の備えをさせたが、「さて、困り者の客……」と、家康は、かれに会って、いうべきことばに、会わぬうちから、苦念していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...河内(かわち)がよいの荷駄の馬方や...
吉川英治 「親鸞」
...荷駄に山と積ませた土産物をもって...
吉川英治 「平の将門」
...九荷駄の背には荒菰(あらごも)を蔽(おお)いかけてある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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