...彼の言葉遣いは荘重で、周りから尊敬されていた...
...彼女の荘重な態度に、周囲の人たちは敬意を表した...
...荘重に返答することが、社交的な場面で大切である...
...あの老人は荘重な雰囲気を持っている...
...彼の荘重な演説は、多くの人々の心を動かした...
...いかにも荘重げな声を放っていた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
......
高見順 「死の淵より」
...荘重で峻厳なカーライルの文体を思わせるところがある...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...どれ程荘重であろうとも...
戸坂潤 「科学方法論」
...尤もその中肉が詩的な荘重さを有っていないからと云って...
戸坂潤 「思想としての文学」
...一方そこには荘重な名辞と厳めしい語調がある...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...なんだかずっと荘重になってくるようだ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...荘重な幻影を道化(どうけ)た幻と変えるまでである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...四日間に亘つて踏絵の儀式は奉行所に於て荘重に行はれた...
長與善郎 「青銅の基督」
...ゴシック風に荘重典雅のものやは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...荘重に白扇をかまえ...
久生十蘭 「西林図」
...荘重(そうちょう)なるあり...
正岡子規 「俳諧大要」
...というのは激情をふと目にしたこの荘重な観察者は...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...島村さんの弔文はどこまでも荘重であつて...
水野葉舟 「言文一致」
...およそ確信があり・物に動ぜず・横柄であり・瞑想的で・荘重で・謹厳であること...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...又も荘重にうなずいた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...中央の精兵と衛軍の豪美荘重な粧(よそお)いにはくらべようもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...友情の裡にも荘重にして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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