...彼の言葉遣いは荘重で、周りから尊敬されていた...
...彼女の荘重な態度に、周囲の人たちは敬意を表した...
...荘重に返答することが、社交的な場面で大切である...
...あの老人は荘重な雰囲気を持っている...
...彼の荘重な演説は、多くの人々の心を動かした...
...ひときわ荘重なはっきりした言葉を...
梅崎春生 「黄色い日日」
...そしていまや新しい情景が――男を飾る危険と荘重の情景が...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...同時にまた俳句としてもっとも荘重な典雅な調子を有している切字なのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...頬被りをとつて荘重に朝の挨拶をする...
太宰治 「お伽草紙」
...間もなく神原直造は一種段取りのついた慇懃(いんぎん)な荘重さともいふべき様子でゆつくりと来客の居並んだ前へ進み出て挨拶した...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...荘重で峻厳なカーライルの文体を思わせるところがある...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...裁判長は感慨ぶかい荘重な言葉で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...デ・プロフォンディスからシアンリまで(訳者注 荘重な聖歌から卑しい俗歌まで)あらゆる調子を口ずさみ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...混戦の前における異様な恐ろしい荘重さをもって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼は荘重な顔つきをしていたが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...荘重な落ち着いた声が聞こえた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...西洋の詩は荘重典雅なクラシカルの押韻詩に始まっているのに...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...あなた方は」と荘重な声で叱りにかかると...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...荘重(そうちょう)なるあり...
正岡子規 「俳諧大要」
...特殊な注意をもって荘重な単語を選抜し...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...中央の精兵と衛軍の豪美荘重な粧(よそお)いにはくらべようもない...
吉川英治 「新書太閤記」
...友情の裡にも荘重にして...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その雄渾荘重な調子をもってこの時代の心の大きいうねりを現わしている...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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