...彼の言葉遣いは荘重で、周りから尊敬されていた...
...彼女の荘重な態度に、周囲の人たちは敬意を表した...
...荘重に返答することが、社交的な場面で大切である...
...あの老人は荘重な雰囲気を持っている...
...彼の荘重な演説は、多くの人々の心を動かした...
...秋ふかき隣は何をする人ぞかう云ふ荘重の「調べ」を捉(とら)へ得たものは茫々たる三百年間にたつた芭蕉一人である...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...アニュータ!」そして不意に荘重に声を落しながらつづけた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...」「閣下(エッチェレンツァ)」とソーボリが荘重な顔をして言う...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...荘重な言葉をやたらに厳(いかめ)しい調子でしゃべるので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...最後に五度音程下の最も荘重な鐘の音が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...荘重な歌うような一つの声の抑揚だったか...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...皆めいめい荘重に自分の女の額にキッスを与えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...荘重に白扇をかまえ...
久生十蘭 「西林図」
...赤煉瓦の荘重な東京駅...
火野葦平 「花と龍」
...その袍の袖を荘重にはためかす時...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...ある明快荘重な趣きを現はしてゐた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...その影に――その建築に――その蔦(つた)のまつわった荘重な軒蛇腹(のきじゃばら)に...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...立法者にして殊更に文章の荘重典雅を衒(てら)わんがために...
穂積陳重 「法窓夜話」
...島村さんの弔文はどこまでも荘重であつて...
水野葉舟 「言文一致」
...荘重を極めたもので...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...又も荘重にうなずいた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...辞句荘重を極めている...
吉川英治 「三国志」
...荘重な落ちつきである...
和辻哲郎 「『劉生画集及芸術観』について」
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