...山河が兵荒馬乱となった...
...今年は台風が来るたびに兵荒馬乱だった...
...戦国時代は兵荒馬乱の時代だった...
...町中が兵荒馬乱になった...
...地震で兵荒馬乱になった都市が多い...
...ただ乘り馬が荒馬(あれうま)なので...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...他人のなかでは荒馬のように粗暴な甚斎も...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...僕なら唖鈴(ダムベル)か荒馬を買う...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...どんな荒馬(あらうま)をも馴(な)らすのに妙を得ていた...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...疲(つか)れを知らぬ荒馬(あらうま)だった...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...十一 荒馬スモーキーこの映画も監督は馬に芝居をさせているつもりでいるが...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...何よりも荒馬のいきり立って躍(おど)り上がる姿にはたとえるもののない「意気」の美しさが見られるのである...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...恋の手綱(たづな)と荒馬の鬣(たてがみ)はつかみ難いと申しますが...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...『八島』と『秋津洲』は、荒馬のように、敵の根拠地めがけて突進する...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...その大きな真黒な荒馬は地上の産ではなく...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「髪あかきダフウト」
...彼は荒馬の手綱をひかえた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「髪あかきダフウト」
...侍が荒馬を押へて居る処かと思はれる...
正岡子規 「病牀六尺」
...薄汚ない馬が重さうに荒馬車を曳いてヒイ/\謂ツて腹に波を打せてゐるのが眼に映る...
三島霜川 「解剖室」
...今度は南北米の土人ほど荒馬乗りの上手はなしというほどその業に熟達し...
南方熊楠 「十二支考」
...(a)また荒馬に乗っているところや...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ナポリのスルモナ公は荒馬をさまざまに乗りこなした...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...味方の後方から一頭の荒馬が繋(つな)ぎを離れて陣中を駈け狂っているのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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