...前記の堺、幸徳、西川、竹内と私との五人が創立人となり、編集局には山口孤劍、荒畑寒村、山川均、深尾韶、赤羽巖穴等の諸君が入りました...
石川三四郎 「浪」
...荒畑勝三(寒村)君でした...
石川三四郎 「浪」
...しかし荒畑君が足尾に着くと間もなく暴動は鎭まつたと思ひます...
石川三四郎 「浪」
...わたしが立つて閉會の辭と感謝の辭とを述べ始めると大杉と荒畑とは『無政府共産』『革命』等の白色文字を現した赤旗をふり...
石川三四郎 「浪」
...わたしはそれから間もなく、千葉監獄に護送され、そこで赤旗事件で先入してゐた堺、大杉、荒畑、山川や、別口の西川などと久しぶりで對面し、入浴と體操でいつも一しよになりました...
石川三四郎 「浪」
...及び其友人荒畑寒村が赤旗事件の罪に坐して入獄中...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...荒畑なぞもこの中にいた...
大杉栄 「獄中記」
...」僕はすぐそばにいた荒畑に...
大杉栄 「獄中記」
...入獄以来その快活な半面をしきりに発揮し出した荒畑が...
大杉栄 「獄中記」
...荒畑も僕と同じようによく叱られていたが...
大杉栄 「獄中記」
...いつも僕の隣りにいた荒畑は泣き出しそうな顔をして眉をぴりぴりさせた...
大杉栄 「続獄中記」
...荒畑の細君が、何とかして少しでも世間の事情を知らせようと思って、さも親しい間柄のように書いて抱月の死を知らせたのだそうだ...
大杉栄 「続獄中記」
...」荒畑はその手紙を見てやって来た教誨師にでたらめを言った...
大杉栄 「続獄中記」
...荒畑は抱月とはたった一度何かの会で会ったきりだった...
大杉栄 「続獄中記」
...荒畑はこの教誨堂なるものを一度見たかったのだ...
大杉栄 「続獄中記」
...短冊形の荒畑(あらばた)が続々出来る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...その百姓家は荒畑をひかえた...
久生十蘭 「キャラコさん」
...次ぎつぎに前の荒畑へ乗り込んで来る...
久生十蘭 「キャラコさん」
便利!手書き漢字入力検索