...それがいわゆる通俗の英雄豪傑のした荒ごなしを補填(ほてん)して行って...
中里介山 「大菩薩峠」
...あっちを荒ごなしにかけようとするのだな...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...それだから自然と仕事も粗末になって荒ごなしの物を和郎(おまえ)さんの方へ送って進(あ)げて毎度剣突(けんつく)を喰(く)うがこれからはお互に仲を好(よ)くしようではないか」腸蔵「それは私も大賛成さ...
村井弦斎 「食道楽」
...荒ごなしどころか折々はまるのままで送ってよこす事もあるからツイ喧嘩(けんか)も始めるようなものさ...
村井弦斎 「食道楽」
...今朝の雑煮餅(ぞうにもち)だって随分荒ごなしだったゼ」胃吉「あれは堪忍(かんにん)してもらいたい...
村井弦斎 「食道楽」
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