...彼は草根運動のリーダーだ...
...草根組織が彼のイニシアチブで設立された...
...成功した人も草根から始まったことがある...
...彼は草根出身で、苦労人だった...
...昨晩のパーティーは草根の男女たちで溢れていた...
...晩冬の寒雪に草根の害(そこな)はれむを憂ふるまで...
石川啄木 「閑天地」
...「醫者に見てもろたらえいぢやないか?」「馬鹿! おれは醫者の樣な草根木皮(さうこんぼくひ)で左右出來る人間ぢやア無い...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...草根木皮の調合に一通り心得が有るところから...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...身を草根に託して...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...草根木皮の類が軒下に下がって...
林不忘 「安重根」
...草根木皮や総菜のような調剤と献立を用いることもまた甚だ必要なことと思われて来る...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...草根木皮の薬剤にしても...
豊島与志雄 「自由人」
...草根木皮は食うなよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...急斜面の滑る草根をふみしめる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...痙攣には一種の吉草根が使われる...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...古めかしい梁(はり)には一杯に草根木皮(さうこんもくひ)の袋をブラさげ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...父母の大病に按摩(あんま)の説を信じて草根木皮を用い...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...行脚雲水の望みに心空になりては俗界の草根木皮...
正岡子規 「かけはしの記」
...袴野ノ麿は草根木皮をあつめてこれを煮てすすめたが...
室生犀星 「舌を噛み切った女」
...上の抽斗に行儀よくしまった袋入りの草根木皮を三...
山本笑月 「明治世相百話」
...喰べられる草根(そうこん)を摘(つ)み集めたり...
吉川英治 「私本太平記」
...村道から寺までの半キロほどな一本道に草根や石コロを敷きつめ...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...草ある所(ところ)は草根によりて以て足(あし)を支持(しじ)すれども...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??