...お茶を入れる時に、茶袋を使います...
...茶袋を使わずに茶葉を直接入れることもできます...
...茶袋には紅茶やハーブティーなども入れられます...
...茶袋は、お茶を淹れる時に便利です...
...茶袋には、数種類のお茶をまとめて入れることもできます...
...茶袋(ちやぶくろ)と土瓶(どびん)の煮附(につけ)...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...真白に塗った法界屋(ほうかいや)の家族五六人、茶袋を手土産に、片山夫人と頻に挨拶に及んで居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...いま公儀へ対して無礼の言を吐いたものは誰だ」ズカズカと茶袋(ちゃぶくろ)が一人入って来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...茶袋というのは、幕府がこのごろ募集しかけた歩兵のことで、筒袖(つつそで)を着て袴腰(はかまごし)のあるズボンを穿(は)いているからそれでそう言ったもので、あんまり良い人が集まらなかったから、多くは市中の破落戸(ならずもの)を集めたものであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...本来破落戸であったのが急に茶袋を穿き...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで市民は茶袋茶袋といってゲジゲジのように思っていたものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの茶袋もあれで柔術にかけてはなかなかの取り手だが...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの茶袋の言い分があんまり癪(しゃく)にさわるものでございますからツイ持前が出て...
中里介山 「大菩薩峠」
...新造が立って表の障子を細目にあけて、楼上から見下ろしてハタと締め切り、「茶袋が参りましたよ、茶袋が」「おや、歩兵さんがおいでになったの、まあ悪い時に」と言って、東雲の美しい眉根に再び雲がかかりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...部屋が無ければ行燈部屋でも苦しくない」「どう致しまして」茶袋は執念(しゅうね)く談じつける...
中里介山 「大菩薩峠」
...十余人の茶袋がみんな刀を抜いて振り廻し...
中里介山 「大菩薩峠」
...茶袋を二三名振り飛ばしたから騒ぎがまた湧き上りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...あらゆる茶袋を向うに廻して大格闘にうつろうとする時...
中里介山 「大菩薩峠」
...持余(もてあま)し者(もの)の茶袋を...
中里介山 「大菩薩峠」
...募集した歩兵隊――一名茶袋(ちゃぶくろ)は烏合(うごう)の寄せ集めで...
中里介山 「大菩薩峠」
...末の妹がまだ少女の時分、口ばかり達者だといつて、よく故父(ちち)が、「茶袋は、どんな着ものを、子供や亭主にきせるかな...
長谷川時雨 「きもの」
...リュックから商売物の茶袋を引き出して...
林芙美子 「下町」
...茶袋に入れた二十両の金は...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
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