...杉の枯葉に火をつけて囲炉裏の鍋(なべ)でうまい茶粥(ちやがゆ)を煮るでせう...
高村光太郎 「智恵子抄」
...夕飯は茶粥、大根がうまくなつた...
種田山頭火 「其中日記」
...朝は薄い茶粥に胡麻塩...
久生十蘭 「奥の海」
...朝は奈良茶粥に胡麻塩...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...第七茶粥(ちゃかゆ)と申すのは至(いたっ)て淡泊なもので...
村井弦斎 「食道楽」
...外の地方で茶飯というと前にある茶粥の通りに煎(せん)じ出した汁で御飯を炊きます...
村井弦斎 「食道楽」
...清子は久し振りで茶粥を炊いて姑と二人で味わった...
矢田津世子 「茶粥の記」
...この茶粥は良人が好物だった...
矢田津世子 「茶粥の記」
...清子の茶粥は善福寺の老和尚からの直伝である...
矢田津世子 「茶粥の記」
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