例文・使い方一覧でみる「茶托」の意味
スポンサーリンク...コーヒーカップに茶托を敷いてください... 
...今日は茶托を買いに行きたいと思う...
...茶器に茶托を置くと美しく見える...
...もし茶托がなかったら、テーブルによごれがついてしまう...
...茶托は何色にしようか、迷ってしまう...
...手にしていた茶碗を茶托（ちゃたく）に戻した...
有島武郎 「星座」
...ゴロロボフは茶碗と茶托とを丁寧に洗つて拭いて...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...茶托を僕の唇にさし出した...
石川欣一 「可愛い山」
...茶を注いでしまつて茶托に乗せて余の前に差し出す時...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...空になつた茶碗を靜（そつ）と茶托の上に伏せて置かれた...
近松秋江 「湖光島影」
...そのまゝ茶托とともに卓の上に突出して置いた...
近松秋江 「湖光島影」
...茶托（ちゃたく）や塗り盆などの漆黒な斑点が...
寺田寅彦 「浮世絵の曲線」
...あの瓦の形を近頃秀真（ほずま）と云う美術学校の人が鋳物（いもの）にして茶托（ちゃたく）にこしらえた...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...薄手（うすで）の上品な茶碗と錫の茶托（ちゃたく）とが...
豊島与志雄 「反抗」
...私は瞼をふるはせながらお辞儀をして茶托をうけとり...
中勘助 「銀の匙」
...茶托も――すべて眼に触るるものがみんな新しい...
中里介山 「大菩薩峠」
...茶托（ちゃたく）へ伏せて...
夏目漱石 「草枕」
...畳の上に置いてある埋木（うもれぎ）の茶托を眺（なが）める...
夏目漱石 「虞美人草」
...アンチモニーの茶托（ちゃたく）の上へ載せて...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...抜こうとする拍子に茶托（ちゃたく）に引きかかって...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...茶托（ちゃたく）をさしのべて...
吉川英治 「新書太閤記」
...ついついお喋舌（しゃべ）りばかりしていて」王婆が梅湯を茶托（ちゃたく）にのせて奥から出直して来ると...
吉川英治 「新・水滸伝」
...九谷（くたに）焼の湯呑茶碗を茶托に乗せたのを目八分に捧げ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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