...黒釉薬(くろうわぐすり)の茶わんは黒塗りの茶入れとともに用いてはならぬ...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...名物茶入れのように箱に入れて...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...マンは、お茶入れに、立った...
火野葦平 「花と龍」
...茶入れ、茶わん、茶の湯釜などを賜わることは、当時にあっては最高な勲章(くんしょう)を授与されるのと同じであった...
吉川英治 「黒田如水」
...薬師院の小松島やその他の茶碗茶入れなどであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...首に掛けていた大海の茶入れと...
吉川英治 「新書太閤記」
...茶入れかざりには秘蔵の大海が出ている...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのあとで、茶入れ、茶板(ちゃいた)など拝見のことがあり、それがすむと、亭主の信長は水屋へ退(さが)る...
吉川英治 「新書太閤記」
...宗易が唐物(からもの)茶入れについてかなり詳しい説を述べた...
吉川英治 「新書太閤記」
...茶席において唐物(からもの)茶入れ一つ見るにも...
吉川英治 「新書太閤記」
...――虚堂(きょどう)の墨跡(ぼくせき)、茶の湯釜、名物の茶入れ、ほかに太刀、その他数点」監物は下で目録を見ていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...茶入れをやるがよいか...
吉川英治 「新書太閤記」
...銘“初花”の茶入れを献じた...
吉川英治 「新書太閤記」
...初花の茶入れは、夙(つと)に天下に鳴っている銘品だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...七月七日は、七夕(たなばた)に因(ちな)み、玉(ぎょっかん)の暮鐘(ぼしょう)の絵を床に、紹鴎(じょうおう)のあられ釜を五徳(ごとく)にすえ、茶入れは、初花(はつはな)の肩(かた)つきが用いられた...
吉川英治 「新書太閤記」
...初花(はつはな)の茶入れだけは...
吉川英治 「新書太閤記」
...われから初花の茶入れなどを贈って...
吉川英治 「新書太閤記」
...初花の茶入れを披露すべく...
吉川英治 「新書太閤記」
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