例文・使い方一覧でみる「茫々と」の意味


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...茫々とした月夜(つきよ)の水ばかりだ...   茫々とした月夜の水ばかりだの読み方
芥川龍之介 「奇遇」

...草が茫々と生えたまゝにしてあるといふぢやないか...   草が茫々と生えたまゝにしてあるといふぢやないかの読み方
田山花袋 「道綱の母」

...草が茫々と立ち枯れてゐて...   草が茫々と立ち枯れてゐての読み方
土田耕平 「時男さんのこと」

...この界隈(かいわい)がまだ草茫々としていた時分に...   この界隈がまだ草茫々としていた時分にの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...見当もつかない茫々とした遠い道筋の事を考へたのですが...   見当もつかない茫々とした遠い道筋の事を考へたのですがの読み方
林芙美子 「シベリヤの三等列車」

...干乾(ひか)らびた轍(わだち)の跡と茫々とした枯草が虚無のように拡(ひろが)っていた...   干乾らびた轍の跡と茫々とした枯草が虚無のように拡っていたの読み方
原民喜 「苦しく美しき夏」

...石崖の上は茫々と雑草が茂つてゐて...   石崖の上は茫々と雑草が茂つてゐての読み方
原民喜 「潮干狩」

...こんなに茫々として気が抜けたものになつてゐるのは...   こんなに茫々として気が抜けたものになつてゐるのはの読み方
原民喜 「鎮魂歌」

...こんなに茫々として気が抜けたものになっているのは...   こんなに茫々として気が抜けたものになっているのはの読み方
原民喜 「鎮魂歌」

...山内は茫々と空を見て生きていたが...   山内は茫々と空を見て生きていたがの読み方
久生十蘭 「ノア」

...曇り日の古沼のように茫々としている...   曇り日の古沼のように茫々としているの読み方
久生十蘭 「予言」

...茫々と突っ立っていたが...   茫々と突っ立っていたがの読み方
久生十蘭 「我が家の楽園」

...茫々と吉田の大人(うし)に過去の見えそれよりも濃く我に現る寛先生歿後...   茫々と吉田の大人に過去の見えそれよりも濃く我に現る寛先生歿後の読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...茫々としたいら草の間にその小さい円い口は光りを放ち...   茫々としたいら草の間にその小さい円い口は光りを放ちの読み方
宮本百合子 「金色の口」

...庭には草が茫々と生い茂り...   庭には草が茫々と生い茂りの読み方
夢野久作 「白髪小僧」

...八月十七日この茫々としたロシアが軍備を拡張したときの恐ろしさ――しかし...   八月十七日この茫々としたロシアが軍備を拡張したときの恐ろしさ――しかしの読み方
横光利一 「欧洲紀行」

...遅い柳絮(りゅうじょ)が一面に吹き荒れた雪のように茫々として舞い上った...   遅い柳絮が一面に吹き荒れた雪のように茫々として舞い上ったの読み方
横光利一 「上海」

...遠くの荒れた茫々とした空地の雜草の中で...   遠くの荒れた茫々とした空地の雜草の中での読み方
横光利一 「妻」

「茫々と」の書き方・書き順

いろんなフォントで「茫々と」


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