例文・使い方一覧でみる「茫々」の意味


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...茫々(ぼうぼう)たる天地の間にただ一人なる我の孤独を痛切に感じたのであろう...   茫々たる天地の間にただ一人なる我の孤独を痛切に感じたのであろうの読み方
内村鑑三 「ヨブ記講演」

...ここは草が茫々と生い茂り...   ここは草が茫々と生い茂りの読み方
梅崎春生 「庭の眺め」

...或る方面は草茫々(ぼうぼう)として樹木繁(しげ)り...   或る方面は草茫々として樹木繁りの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...」前後左右どちらを見ても、ただ杳々茫々、脚下を覗いてもやはり際限なく薄みどり色のほの明るさが続いてゐるばかりで、上を仰いでも、これまた蒼穹に非ざる洸洋たる大洞、ふたりの話声の他には、物音一つ無く、春風に似て春風よりも少しねばつこいやうな風が浦島の耳朶をくすぐつてゐるだけである...   」前後左右どちらを見ても、ただ杳々茫々、脚下を覗いてもやはり際限なく薄みどり色のほの明るさが続いてゐるばかりで、上を仰いでも、これまた蒼穹に非ざる洸洋たる大洞、ふたりの話声の他には、物音一つ無く、春風に似て春風よりも少しねばつこいやうな風が浦島の耳朶をくすぐつてゐるだけであるの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...名も知れぬ雑草が茫々と生えていた...   名も知れぬ雑草が茫々と生えていたの読み方
豊島与志雄 「どぶろく幻想」

...大沼の岸辺に立った時は、水平線は霧にまぎれて、石狩岳もトムラウシもありやなしや、ただ茫々漠々、水辺に偃松がはえていなかったら、山か海かわからない不思議な景色だった...   大沼の岸辺に立った時は、水平線は霧にまぎれて、石狩岳もトムラウシもありやなしや、ただ茫々漠々、水辺に偃松がはえていなかったら、山か海かわからない不思議な景色だったの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...此人は茫々とした姿で...   此人は茫々とした姿での読み方
林芙美子 「放浪記(初出)」

...茫々とした叢がある...   茫々とした叢があるの読み方
原民喜 「魔のひととき」

...茫々とした池の面が...   茫々とした池の面がの読み方
久生十蘭 「西林図」

...いつもこんな具合に草が茫々(ぼうぼう)と生えて...   いつもこんな具合に草が茫々と生えての読み方
堀辰雄 「晩夏」

...顔には無精鬚が茫々と伸び...   顔には無精鬚が茫々と伸びの読み方
夢野久作 「巡査辞職」

...灰色の十徳という扮装で茫々然と出社して来た...   灰色の十徳という扮装で茫々然と出社して来たの読み方
夢野久作 「呑仙士」

...夏(なつ)茫々(ぼうぼう)――思いあわせればこの夏の初め頃から...   夏茫々――思いあわせればこの夏の初め頃からの読み方
吉川英治 「三国志」

...茫々と追われて西の方へ逃げ去った...   茫々と追われて西の方へ逃げ去ったの読み方
吉川英治 「三国志」

...前途の茫々たる悩みがあった...   前途の茫々たる悩みがあったの読み方
吉川英治 「三国志」

...こう草茫々(ぼうぼう)としたまま方々釘付けにしてあるんだろう?」耳をつねって考えても...   こう草茫々としたまま方々釘付けにしてあるんだろう?」耳をつねって考えてもの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...茫々と、草ばかりである...   茫々と、草ばかりであるの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...いつも私は過去茫々(ぼうぼう)の想いにたえない...   いつも私は過去茫々の想いにたえないの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

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