例文・使い方一覧でみる「茫々」の意味


スポンサーリンク

...五茫々たる天命は知り難しと雖も...   五茫々たる天命は知り難しと雖もの読み方
芥川龍之介 「遺書」

...茫々たる東国の山川は...   茫々たる東国の山川はの読み方
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」

...それに隣(とな)った仁右衛門の畑は見渡す限りかまどがえしとみずひきとあかざととびつかとで茫々(ぼうぼう)としていた...   それに隣った仁右衛門の畑は見渡す限りかまどがえしとみずひきとあかざととびつかとで茫々としていたの読み方
有島武郎 「カインの末裔」

...人家まばらに草茫々と目に遮(さえぎ)るものもないその頃の鳥越からは海が見えたかも知れぬが...   人家まばらに草茫々と目に遮るものもないその頃の鳥越からは海が見えたかも知れぬがの読み方
内田魯庵 「八犬伝談余」

...茫々(ぼうぼう)たる天地の間にただ一人なる我の孤独を痛切に感じたのであろう...   茫々たる天地の間にただ一人なる我の孤独を痛切に感じたのであろうの読み方
内村鑑三 「ヨブ記講演」

...その間間(あいだあいだ)には起伏のある草茫々(くさぼうぼう)の堤防や...   その間間には起伏のある草茫々の堤防やの読み方
海野十三 「省線電車の射撃手」

...ただ茫々たるものである...   ただ茫々たるものであるの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...西へ行くほど一面に茫々(ぼうぼう)たる濁流の海で...   西へ行くほど一面に茫々たる濁流の海での読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...彼は多年獄中にあっての蓬々(ぼうぼう)たる頭髪と茫々(ぼうぼう)たる鬚髯(しゅぜん)の間から...   彼は多年獄中にあっての蓬々たる頭髪と茫々たる鬚髯の間からの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...見廻せば前後茫々たる川中島...   見廻せば前後茫々たる川中島の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...宇治も見渡す限り茫々(ぼうぼう)たる薄野原(すすきのはら)でありました...   宇治も見渡す限り茫々たる薄野原でありましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...左右は孰れも茫々として際涯もないかと思ふ程蜀黍畑が連續して居る...   左右は孰れも茫々として際涯もないかと思ふ程蜀黍畑が連續して居るの読み方
長塚節 「彌彦山」

...茫々とした池の面が...   茫々とした池の面がの読み方
久生十蘭 「西林図」

...蘆葦(ろい)の茫々(ぼうぼう)としげれることは咫尺(しせき)を弁ぜざる有様...   蘆葦の茫々としげれることは咫尺を弁ぜざる有様の読み方
本庄陸男 「石狩川」

...草茫々(ぼうぼう)たる原っぱになっていて...   草茫々たる原っぱになっていての読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...遅い柳絮(りゅうじょ)が一面に吹き荒れた雪のように茫々として舞い上った...   遅い柳絮が一面に吹き荒れた雪のように茫々として舞い上ったの読み方
横光利一 「上海」

...邸内の草茫々たる一隅には...   邸内の草茫々たる一隅にはの読み方
吉川英治 「平の将門」

...深山に俗塵を離れて燎乱と咲く桜花が一片散り二片散り清けき谷の流れに浮かびて山をめぐり野を越え茫々たる平野に拡がる...   深山に俗塵を離れて燎乱と咲く桜花が一片散り二片散り清けき谷の流れに浮かびて山をめぐり野を越え茫々たる平野に拡がるの読み方
和辻哲郎 「霊的本能主義」

「茫々」の読みかた

「茫々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「茫々」


ランダム例文:
両者   決意を示す   スサノオ  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
外国人   最悪期   原点回帰  

スポンサーリンク

トップへ戻る