...逆茂木のやうに鋭く眼を射る...
有島武郎 「秋」
...七マイル向うの茂木迄歩いて行った...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...茂木の向うの海岸に添った断崖は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そこへ下宿したのが同郷の新歸朝者茂木虎次郎...
石川三四郎 「浪」
...橋本(粕谷)茂木(佐藤)等と板垣派とは意見が合はず遂に腕力沙汰に及んで茂木氏はしたたか襲撃せられました...
石川三四郎 「浪」
...茂木(佐藤)氏はこの世の一番偉大な英雄であるやうに感じました...
石川三四郎 「浪」
...茂木とも佐々木とも私には十数年ぶり...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...更に山を越えて茂木(もぎ)の港に出(い)で...
永井荷風 「海洋の旅」
...道ですか? 茂木の入り口の処で右に細い田圃道がありますがね...
長與善郎 「青銅の基督」
...その茂木氏の繁栄をなさせ...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...野沢屋茂木氏には糟糠(そうこう)の妻があった...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...茂木氏夫妻には実子がなかった...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...茂木氏のような運を掴(つか)み得ないで...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...逆茂木(さかもぎ)を引かせ...
吉川英治 「三国志」
...濠には逆茂木(さかもぎ)を結(ゆ)って...
吉川英治 「三国志」
...河を隔てて岸一帯に逆茂木(さかもぎ)を結いまわし...
吉川英治 「三国志」
...そのため寄手は自分たちが設けておいた柵(さく)や逆茂木(さかもぎ)にさまたげられ...
吉川英治 「私本太平記」
...逆茂木(さかもぎ)を仕掛けておいたはずであるのに――「しまった!」と...
吉川英治 「親鸞」
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