...太陽が茂木(もぎ)の別荘(べっそう)の大きな槙(まき)の木の上に上ったころ...
有島武郎 「火事とポチ」
...図‐547図548は茂木への途中にあった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...私が室に入ると茂木氏は寢臺から起きあがり...
石川三四郎 「浪」
...茂木とも佐々木とも私には十数年ぶり...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...横浜の茂木などが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...対岸なる茂木の港へ上(あが)ると...
永井荷風 「海洋の旅」
...逆茂木(さかもぎ)から海辺へかけての生田の森が...
中里介山 「大菩薩峠」
...いつも大抵茂木のはづれにある醤油屋の庫(くら)を彼等は密会所にしてゐます...
長與善郎 「青銅の基督」
...道ですか? 茂木の入り口の処で右に細い田圃道がありますがね...
長與善郎 「青銅の基督」
...「茂木までは少し大変だな...
長與善郎 「青銅の基督」
...信徒の集会所は茂木であると彼等は云つてゐるが果して本当にさう思つてゐるのであらうか...
長與善郎 「青銅の基督」
...その茂木氏の繁栄をなさせ...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...野沢屋茂木氏には糟糠(そうこう)の妻があった...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...「あれしきの逆茂木(さかもぎ)」「なじか破れぬことがある」浪となって...
吉川英治 「私本太平記」
...敵の逆茂木(さかもぎ)...
吉川英治 「私本太平記」
...――しかも逆茂木打った道へは...
吉川英治 「親鸞」
...逆茂木(さかもぎ)へ縦横に張りめぐらしてある荒縄を断(た)ち切れ...
吉川英治 「源頼朝」
...純忠は長崎のほかに一里先の茂木をも教会に渡した...
和辻哲郎 「鎖国」
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