...さいわいに黄金色の稲田と真紅な苹果(りんご)に四年連続の豊作を迎えようとしています...
太宰治 「善蔵を思う」
...一家の主人の眼に映じた苹果と...
フランツ・カフカ 中島敦訳 「罪・苦痛・希望・及び眞實の道についての考察」
...そして漢字で書けば苹果でありまたである...
牧野富太郎 「植物知識」
...苹果(りんご)や梨(なし)やまるめろや胡瓜(きゅうり)はだめだ...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...その一つの星のなかに生えてゐる青じろい苹果(りんご)の木さへ...
宮沢賢治 「烏の北斗七星」
...」青年はほんたうにびっくりしたらしく燈台看守の両手にかゝへられた一もりの苹果を眼を細くしたり首をまげたりしながらわれを忘れてながめてゐました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...苹果だってお菓子〔〕だってかすが少しもありませんからみんなそのひとそのひとによってちがったわづかのいゝかほりになって毛あなからちらけてしまふのです...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...」姉はわらって眼をさましまぶしさうに両手を眼にあてゝそれから苹果を見ました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...「何だか苹果の匂がする...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...苹果だつてお菓子だつてかすが少しもありませんから...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...あの苹果の肉のやうな青じろい銀の雲も...
宮沢賢治 「銀河鐵道の夜」
...燈台看守(とうだいかんしゅ)の両手(りょうて)にかかえられた一もりの苹果(りんご)を...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...こんな立派(りっぱ)な苹果(りんご)は」青年はつくづく見ながら言(い)いました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...さっきの汽車のなかだねえ」「その苹果(りんご)がそこにあります...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...あの苹果(りんご)の肉(にく)のような青じろい環(わ)の雲も...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...「何だか苹果(りんご)の匂(におい)がする...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...苹果のにほひは室いっぱいでした...
宮澤賢治 「氷と後光」
...こどもは苹果を投げるやうにしてバアと云ひました...
宮澤賢治 「氷と後光」
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