...あなた方(がた)英書をお読みになる方(かた)はこういう名著を早くから御覧になる事が出来るが...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...是非その英書を讀みたいと所望すると...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...また一方では「長崎談判」の折森山榮之助が譯述して公用に役立つた英書を同じ應接係役人の箕作阮甫でさへが讀むことが出來なかつたやうな實情もあつて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...これには慶応義塾から草間時福氏というを招聘して主として英書を教えさせ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...二人の英書の助教を雇ったのである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...何もそんな困難な英書を辛苦(しんく)して読むがものはないじゃないか...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...蘭書読む力は自(おのず)から英書にも適用して決して無益でない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...所がマダなか/\英書が六(むず)かしくて自由自在に読めない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...唯(ただ)英書ばかりを買て来た...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...英書の自由に使われるようになったと云うのも是(こ)れからの事である...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...英書は何でも読めるが日本の手紙が読めないと云うような少年が出来て来た...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...此方(こちら)には英書を学んでから漢書を学ぶと云う者もあった...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...栄一は弟のテーブルの上に英書を二冊置いて行った...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...差向ひで炬燵に當つてゐる兄弟の手に持つた英書を照らしてゐた...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...數十年來英書を讀みながら...
正宗白鳥 「語學修業」
...主として英書を読まねばならなかった...
三木清 「読書遍歴」
...英書の質問に出かけてきたんだろう...
三宅花圃 「藪の鶯」
...英書では C. Murchison, Handbook of general experimental psychology, 1934; R. S. Woodworth, Experimental psychology, 1939. を擧ぐべきであろう...
矢田部達郎 「心理學」
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