...「英人」は日常会話ではあまり使われず、熟語としても特にないためエラーとなります...
...少数の英人の支配に屈伏せざるを得ない状態となった...
石原莞爾 「最終戦争論」
...なるほど赤い上衣をつけた西暦一千七百年時代の英人が描いてあった...
海野十三 「暗号数字」
...印度人あり、中国人あり、フイリッピン人あり、暹羅(シャム)人あり、それからまたソ連人、アメリカ人、フランス人、わが英人など、およそ世界各国の人種をあつめつくしている観があります...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...ブルウル氏という英人の教師が...
太宰治 「猿面冠者」
...英人の女教師が、イギリスにお帰りの時、十九の私にこうおっしゃったのを覚えています...
太宰治 「斜陽」
...英人と雖(いえど)も...
辰野九紫 「青バスの女」
...またあるいは第十八世紀の中間において英国第一流の政治家チャタム侯ピットのごときすら仏国と戦端を発(ひら)きその領地たるカナダを押領せしめたるはまったく英人をしてその貿易の利を専有せしめんがためなりといえり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...薩藩に「イングランド」を売付けた英人リンゼイの著書『一八一六から一八七四に至る商船史』には...
服部之総 「咸臨丸その他」
...耶蘇新教の布教に從事して居つたベツテルハイムと云ふ英人の宿所護國寺に立てられてゐたものである...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...英人は英国をもってわが本国と思い...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...若(も)し本当にその方針を取(とっ)て本牧(ほんもく)の鼻を廻(まわ)れば英人は後から砲撃する筈(はず)であったと云う...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...薩摩の侍が日本の生麥(なまむぎ)と云ふ處で英人のリチャードソンと云ふ人を斬つたと云ふことが詳かに分つて居まして...
福澤諭吉 「明治三十一年三月十二日三田演説會に於ける演説」
...英人なら謝恩のためこの樹を保存すべきに葡人はこれを伐った...
南方熊楠 「十二支考」
...龍動(ロンドン)の西南區に英人を妻とし棲み...
南方熊楠 「秘魯國に漂著せる日本人」
...英人にも独逸(ドイツ)人にも折々これを見かけるのです...
柳田國男 「名字の話」
...催眠術公開の皮切り落語家ブラックの苦心物語眼色毛色の変った落語家英人ブラック...
山本笑月 「明治世相百話」
...」「あれは英人の豪(えら)さですね...
横光利一 「上海」
...審判長は鷲鼻(わしばな)せる英人の大僧正に候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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