...「英人」は日常会話ではあまり使われず、熟語としても特にないためエラーとなります...
...英人自身は余りこの書を貴まないのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...主だった英人技師の宿泊所であった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...講談落語雑誌「東錦」第三号に「岩出銀行血染の手形」英人ブラック講演...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...その夫だといふ英人の一患者を...
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」
...英人の女教師が、イギリスにお帰りの時、十九の私にこうおっしゃったのを覚えています...
太宰治 「斜陽」
...かつて骨董癖(こっとうへき)のある英人弁護士の事務所に働いたこともあるので...
徳田秋声 「仮装人物」
...然(しか)らば英人は何処(どこ)からこれを得たかといえば...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...英人の説き方とは大分異っていた...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...耶蘇新教の布教に從事して居つたベツテルハイムと云ふ英人の宿所護國寺に立てられてゐたものである...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...英人バルトンの設建に基き(中略)高さ三十六間余」と『明治事物起原』は誌してゐる...
正岡容 「大正東京錦絵」
...この児のち英人ニコレツ大尉の監督で養われたが生肉を嗜む事甚だしく一度に羊児半分を食った...
南方熊楠 「十二支考」
...英人のいわゆる岩蛇(ロック・スネーク)だ...
南方熊楠 「十二支考」
...ゴルドン大佐てふ英人この辺の湖で泳ぎいると犬吠えてやまず...
南方熊楠 「十二支考」
...英人にも独逸(ドイツ)人にも折々これを見かけるのです...
柳田國男 「名字の話」
...それで英人商社には荷を捌(さば)かないという協約をまとめにかかっているのですが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...其れに曾(かつ)て一千万円を投じた英人の遠大な経営に更に驚く...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...立法議会の選挙権などを与へて或(ある)程度まで威張らせて置く英人の度量が大きいと言はねば成らない...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...白い疎(まば)ら髭(ひげ)のある英人が一人廊下に腰を掛けて居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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