...「英人」は日常会話ではあまり使われず、熟語としても特にないためエラーとなります...
...少数の英人の支配に屈伏せざるを得ない状態となった...
石原莞爾 「最終戦争論」
...なるほど赤い上衣をつけた西暦一千七百年時代の英人が描いてあった...
海野十三 「暗号数字」
...英国士官の服をきた一人の英人が...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...東京の築地病院に在勤した英人フォールズ博士であるが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...或英人の病院の医者がよこしたもので...
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」
...ブルウル氏という英人の教師が...
太宰治 「猿面冠者」
...かつて骨董癖(こっとうへき)のある英人弁護士の事務所に働いたこともあるので...
徳田秋声 「仮装人物」
...またあるいは第十八世紀の中間において英国第一流の政治家チャタム侯ピットのごときすら仏国と戦端を発(ひら)きその領地たるカナダを押領せしめたるはまったく英人をしてその貿易の利を専有せしめんがためなりといえり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...故に仏人の熱灰(ねつくわい)上にの脚を炙(あぶ)るを見て、英人は冷笑すと...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...これについてはヂラク(英人)の研究があるけれども...
長岡半太郎 「物理學革新の一つの尖端」
...英人の説き方とは大分異っていた...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...技師キンドルも英人であったが...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...ゴルドン大佐てふ英人この辺の湖で泳ぎいると犬吠えてやまず...
南方熊楠 「十二支考」
...かれこれするうち自分で見出したから十四年七月の同誌へ出し英書にこの事記しあるを英人に教えやった...
南方熊楠 「十二支考」
...英人スコットとの旅新渡戸さんの家で開かれた郷土研究会には...
柳田国男 「故郷七十年」
...彼れの頭脳は英人的にして事業と功利の外は総(すべ)てを軽侮せんとするものなりと...
山路愛山 「透谷全集を読む」
...シンガポールの英人の豪(えら)さには...
横光利一 「上海」
...支那に雇はれて居る英人の税関吏とである...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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