...苧環(をだまき)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...少しく上等な所で麻苧類の服を着て居つたに過ぎないであらうけれども...
内藤湖南 「日本上古の状態」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
...かしこきろかも短歌小鹽井の鹽井の水につき立てる息栖のとり居みるがたふとさうみ苧集(四)にはにある楓の木のいろ付きたるを見てよめる(三十四年八月作)水不足あか田くぼ田に...
長塚節 「長塚節歌集 上」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
...髢(かもじ)の三品だ」「苧(を)と橙(だい/\)と笠と柿を賣物にして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...右の方にブラ下げたのは苧(を)だよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これらの代官は主として苧(からむし)の公事(くじ)のために置いてあるので...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...苧船が着くと早速にこれを留め置いて三条西家に報告してくれた...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...柳の後ろから濃い剛毛(あらげ)のように顔を突き出している白毛頭の雀苧(すずめのおごけ)や...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...よく女が苧やいろんなくだらないものを入れる桶だの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
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正岡子規 「曙覧の歌」
...他の一種は苧環草(おだまきそう)に似た花と葉で...
正岡子規 「病牀六尺」
...二人の女兄弟(おんなきょうだい)が苧を績んで着物を織ったが...
柳田国男 「母の手毬歌」
...ヲボケまたはヲゴケとも謂わるる苧糸の桶(おけ)は...
柳田国男 「木綿以前の事」
...彼の頭は嫁菜(よめな)の汁で染められた藍色(あいいろ)の苧(からむし)の布(きれ)を巻きつけ...
横光利一 「日輪」
...さながら苧環(おだまき)の旋(めぐ)るように見えた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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