...自分が苦心さんたんして進行係をつとめるから...
海野十三 「地獄の使者」
...苦心さんたんして持って来たんだぜ...
太宰治 「新郎」
...まことに苦心さんたんであつた...
種田山頭火 「行乞記」
...風が吹きさらすものだからトタンがあおられてお嫁さんも苦心さんたんである...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...主君の囚われをかなしみ、苦心さんたん、身を塩魚売りにやつして、ついに呉城の禁獄へ忍びこみ、魚の腹に一片の密書をかくして獄へ投げて逃げた...
吉川英治 「私本太平記」
...竹童が苦心さんたんして...
吉川英治 「神州天馬侠」
...ここ苦心さんたんで...
吉川英治 「神州天馬侠」
便利!手書き漢字入力検索