...どちらかと申せば若者らしい...
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...若者らしい正義感の迸(ほとばし)るままに時として若干怒りっぽい感じがないでもない...
上田広 「指導物語」
...商店の若者らしいのが...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...誰か余程元気な若者らしいものの...
原民喜 「夏の花」
...時にはうって変わって優雅な若者らしい姿で外出することが出来るのだった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...一方で若者らしい思考の魅力に未だ支配されていた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...若者らしい共感を嗅ぎ取ったわけである...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...私はあんたの若者らしい気質が好きなんだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...勝利は若者らしい道徳の上に留まるべきであったが...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...彼は若者らしい熱のこもった調子で話し始めた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...この村特有の訛(なま)りのある若者らしい声でこんなことを言っているのを...
堀辰雄 「三つの挿話」
...若者らしい感性がありますから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...若者ならば若者らしい音声で...
牧野信一 「舞踏学校見物」
...若者らしいやさしさもない心でいるのは...
宮本百合子 「新しい躾」
...伝次は田舎の若者らしい朴訥(ぼくとつ)さと正直さで...
山本周五郎 「風流太平記」
...まだお前にも若者らしい正直さがあるのじゃな」「まったく...
吉川英治 「江戸三国志」
...いかにも若者らしい感情を頬に燃やして主税は憤慨(ふんがい)するのだった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...やがて四国屋の若者らしいのがドロドロと暗闇になだれてきて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索