...新米の若水を使って、美味しいお茶を入れることができます...
...雨上がりに、若水が流れる川で遊ぶのは気持ちがいいですよ...
...若水を鍋に注いで、野菜を煮込んでみました...
...果樹園では、若水をたっぷり与えることで、果物の収穫量が増えるそうです...
...この地方は、若水が豊富で、水田でお米がとても美味しいと評判です...
...墓であつたか水たたへたればおよぐ蟇天龍川をさかのぼる水音けふもひとり旅ゆく山のしづけさは白い花若水君と共に高遠城阯へ...
種田山頭火 「草木塔」
...若水君ありがたう...
種田山頭火 「旅日記」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
...老人はこれを王若水(おうじゃくすい)の画いた葵(あおい)だと称している...
夏目漱石 「永日小品」
...書院に掛けてあつた王若水の唐子の大幅が無いといふのぢや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「他に變つたことはございませんか」「これは王若水の一軸と關(かゝ)はりのないことかも知れぬが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わけても王若水の唐子...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...梅にも春の色そえて若水汲(わかみずく)みか車井戸(くるまいど)……踊りながら...
火野葦平 「花と龍」
...サテ、杜若をカキツバタではないと一蹴したわが邦の諸学者、それは稲生若水、小野蘭山等を初めとして今日だれでもみな燕子花をカキツバタだととなえ納まりこんで涼しい顔をしているが、私はこれらの人たちのなんの苦もないようなお顔を拝見すると思わずハハハハハハと笑いたくなる...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...同時に同家所蔵の若水(じゃくすい)本『本草綱目(ほんぞうこうもく)』もまたこれを買い求め...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...次で稲生若水(いのうじゃくすい)...
牧野富太郎 「植物記」
...杜若であるアオノクマタケランサテ、杜若をカキツバタでは無いと一蹴した我邦の諸学者、それは稲生若水、小野蘭山等を始めとして今日誰れでも皆燕子花をカキツバタだと称え納まり込んで涼しい顔をしているが、私はこれらの人達の何の苦も無い様なオ顔を拝見すると思わずハハハハハハと笑いたくなる...
牧野富太郎 「植物記」
...勝岡演芸場となって晩年の若水美登里などの安芝居の定席となり...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...荒玉の春立つ日これを奉れば若水とは申すにや云々とあるを見ても知るべし...
正岡子規 「墨汁一滴」
...若水は櫟谷(いちだに)にゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...新しい手桶に若水を汲むまでを年男の役にしているだけだが...
柳田國男 「歳棚に祭る神」
...又太郎は一室で、清楚な狩衣(かりぎぬ)に着かえ、烏帽子も新しくして、若水を汲むべく、庭の井筒(いづつ)へ降り立っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...無限の希望へかがやいて行く若水(わかみず)のせせらぎであったが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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