...それに丁度悪戯盛(いたづらさか)りの若殿様が...
芥川龍之介 「地獄変」
...しまひには若殿様でさへ...
芥川龍之介 「地獄変」
...若殿様はこの少納言の御手許で...
芥川龍之介 「邪宗門」
...御年若な若殿様は...
芥川龍之介 「邪宗門」
...」こう仰有(おっしゃ)って若殿様は...
芥川龍之介 「邪宗門」
...実はその侍と申しますのが、私(わたくし)の姉の一人息子で、若殿様とは、ほぼ御年輩(ごねんぱい)も同じくらいな若者でございましたが、これを御奉公の初めにして、その後(のち)も度々難有(ありがた)い御懇意を受けたのでございます...
芥川龍之介 「邪宗門」
...若殿様の御一生に...
芥川龍之介 「邪宗門」
...若殿様はいつも晴々(はればれ)と御笑いになって...
芥川龍之介 「邪宗門」
...この一刹那はさすがの若殿様も...
芥川龍之介 「邪宗門」
...若殿様は御笑顔(おえがお)を御やめになると...
芥川龍之介 「邪宗門」
...すると若殿様はいつもの通り...
芥川龍之介 「邪宗門」
...堀川の若殿様に御仕え申している事なぞは...
芥川龍之介 「邪宗門」
...別人でもない堀川の若殿様でございます...
芥川龍之介 「邪宗門」
...若殿様あなたは賞(ほ)めて下さるのが...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...それではこれでおさらばじゃ」呉羽之介の真面目な怒にお春はようやく気がついて、気も狂わしく取縋(とりすが)り、「若殿様、なぜに其麼(そんな)情ないことを……」「ええ、もう、其処(そこ)放しゃれ! お蔭で兄とも師とも頼むお方の前で恥をかいたわ!」と呉羽之介は荒々しくお春の手を振払って、既に部屋を出ようとします...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...「若殿様御額直御袖留為御祝儀...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十月五日に「当暮若殿様御叙爵に付御用掛」にせられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...麻裃(あさがみしも)を着せたなら天晴れ何万石の若殿様にも見えるであろう...
夢野久作 「名娼満月」
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