...岸へ上ったばかりの一糸をも掛けない裸体姿で源氏の若武者と向い合ってる処で...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...すぐ綱にとりついてのぼります」若武者青江三空曹は...
海野十三 「怪塔王」
...花々しい若武者の首や勇士の首を自分にあてはめるよりも...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...あれは好男子の若武者の首であったが...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...中にも土佐の若武者などは長い朱鞘(しゅざや)の大小を挟(さ)して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...先方の若武者共に分(わかっ)たか...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...血気壮な若武者達が...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...今一人は十八九の若武者と見えたけれど...
山田美妙 「武蔵野」
...その娘に向って繰り返し若武者の夢を云い含めるのであった...
山本周五郎 「似而非物語」
...伝承の若武者以外にそんな者を持てば...
山本周五郎 「似而非物語」
...彼方から一面の若武者が来て...
吉川英治 「三国志」
...劉封などの若武者は...
吉川英治 「三国志」
...主人の首を鞍につけた若武者が降りてくる...
吉川英治 「三国志」
...さはいえまだ紅顔の美少年といってもいい若武者...
吉川英治 「三国志」
...追っついて行った正季らの若武者ばらは...
吉川英治 「私本太平記」
...白馬金鞍(はくばきんあん)の若武者(わかむしゃ)のように...
吉川英治 「神州天馬侠」
...将来ある若武者、よい骨がらである...
吉川英治 「新書太閤記」
...「…………」頭殿にはこんどの合戦に伴った若武者の...
吉川英治 「源頼朝」
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