例文・使い方一覧でみる「若し」の意味


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...若し公をして耐忍(たいにん)の力無く...   若し公をして耐忍の力無くの読み方
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」

...それは若しほんたうとすれば...   それは若しほんたうとすればの読み方
芥川龍之介 「侏儒の言葉」

...若し必要ならば愛他的利己主義者と呼んでもかまわない...   若し必要ならば愛他的利己主義者と呼んでもかまわないの読み方
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」

...そして其の中の「民衆によって」若しくは「民衆から出た」と云うのが最も肝心である事は勿論である...   そして其の中の「民衆によって」若しくは「民衆から出た」と云うのが最も肝心である事は勿論であるの読み方
大杉栄 「新しき世界の為めの新しき芸術」

...こゝで若しことわつたら妙なものだからね...   こゝで若しことわつたら妙なものだからねの読み方
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 佐藤緑葉訳 「醫師と旅行鞄の話」

...若しもそれを逸すると...   若しもそれを逸するとの読み方
外村繁 「澪標」

...若し盜人が踏み込んだとしたならそれを捉へなければなるまいといふのが懸念なのでありました...   若し盜人が踏み込んだとしたならそれを捉へなければなるまいといふのが懸念なのでありましたの読み方
長塚節 「白瓜と青瓜」

...若し學校に於ける教育法の改良が急に出來ぬならば...   若し學校に於ける教育法の改良が急に出來ぬならばの読み方
新渡戸稻造 「教育の目的」

...「騒ぐな、貴公の大筒も役に立つ時が来たのだ、この大筒で五貫目玉が撃てると解れば、気の毒だが、貴公の命に用事は無い、――この稲富喜三郎の天下を取った姿を見せないのは心残りだが、どうせ両立し難い俺と貴公だ、後腐れのないように、此処(ここ)で命を絶ってやる」「己れッ」「が、唯(ただ)は殺さぬ、貴公の発明した大筒その尾栓が命にかけて確かかどうか、試して見るのが今より外には無い、丁度幸い、貴公をその大筒の尾栓にくくり付け、稲富流自慢の強薬で、五貫目玉を撃出して見る、尾栓が破れて、貴公の身体が微塵になれば、自業自得、大筒の悪いせいで、誰を怨みようもあるまい、若しまた、尾栓が無事で、貴公の命が助かったら、――その時はまた其時の考えようがある」稲富喜三郎はズイと寄ると、縄付のままの井上半十郎を引っ立て、争い続くる半十郎をヘシ曲げるように、五貫目玉と強薬を装填して、口火を点ずるばかりに用意した大筒の尾栓に括り上げました...   「騒ぐな、貴公の大筒も役に立つ時が来たのだ、この大筒で五貫目玉が撃てると解れば、気の毒だが、貴公の命に用事は無い、――この稲富喜三郎の天下を取った姿を見せないのは心残りだが、どうせ両立し難い俺と貴公だ、後腐れのないように、此処で命を絶ってやる」「己れッ」「が、唯は殺さぬ、貴公の発明した大筒その尾栓が命にかけて確かかどうか、試して見るのが今より外には無い、丁度幸い、貴公をその大筒の尾栓にくくり付け、稲富流自慢の強薬で、五貫目玉を撃出して見る、尾栓が破れて、貴公の身体が微塵になれば、自業自得、大筒の悪いせいで、誰を怨みようもあるまい、若しまた、尾栓が無事で、貴公の命が助かったら、――その時はまた其時の考えようがある」稲富喜三郎はズイと寄ると、縄付のままの井上半十郎を引っ立て、争い続くる半十郎をヘシ曲げるように、五貫目玉と強薬を装填して、口火を点ずるばかりに用意した大筒の尾栓に括り上げましたの読み方
野村胡堂 「江戸の火術」

...若し此處に何にもなかつたら...   若し此處に何にもなかつたらの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...若し、ひろ子が死んでくれたら! そうです、私の頭に一番はじめに浮かんだのは、若しひろ子が死んだら! という事でした...   若し、ひろ子が死んでくれたら! そうです、私の頭に一番はじめに浮かんだのは、若しひろ子が死んだら! という事でしたの読み方
浜尾四郎 「途上の犯人」

...若し數千の男女がこの精神をもつてスワデシを誓ふならば...   若し數千の男女がこの精神をもつてスワデシを誓ふならばの読み方
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「スワデシの誓」

...若しホテリングが無罪と立証されたら...   若しホテリングが無罪と立証されたらの読み方
牧逸馬 「双面獣」

...――私は硝子戸を丁度腕の太さだけあけて、命じられた品物を差し出すと、礼の代りに、「若しも、お前が、ほんとうのボクの恋人であつたならばね……」などゝ私の腕にたわむれて、大きな口の  などを私の手の甲へおしつけた...   ――私は硝子戸を丁度腕の太さだけあけて、命じられた品物を差し出すと、礼の代りに、「若しも、お前が、ほんとうのボクの恋人であつたならばね……」などゝ私の腕にたわむれて、大きな口の  などを私の手の甲へおしつけたの読み方
牧野信一 「タンタレスの春」

...「山崎」が若し避暑にでも出かけるならば彼の書斎を借りるであらうが...   「山崎」が若し避暑にでも出かけるならば彼の書斎を借りるであらうがの読み方
牧野信一 「素書」

...若し朝子がその幼時の如く餘計者であるならば...   若し朝子がその幼時の如く餘計者であるならばの読み方
水上瀧太郎 「貝殼追放」

...若し近づきなば他に打たれし仇(あだ)を...   若し近づきなば他に打たれし仇をの読み方
柳田国男 「山の人生」

...世若し福沢君の説教をのみ聞きたらんには...   世若し福沢君の説教をのみ聞きたらんにはの読み方
山路愛山 「明治文学史」

「若し」の読みかた

「若し」の書き方・書き順

いろんなフォントで「若し」

「若し」の英語の意味


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