...肌寒の朝の廓の霜景色霜にまごうか白い馬「とくらあ――あちちちち」一人の若い衆が...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...表の間の格子のところで、四人の若い衆が、時々富士春を眺めたり、格子の外に立っている人を、すかして見たりしながら、四方山(よもやま)話をしていた...
直木三十五 「南国太平記」
...「あれが、本当のわたしの子であってくれればねえ」「それは、あなたが、あれを本当の子供として可愛がって下さらないからですよ」「それは、どういうわけだろう、あの子のためには、わたしは本当に親身になって、仕込むだけの事は仕込み、出世のできるだけは出世するように丹精をしたつもりですけれど」「けれども、それが、あなた様のはね、何か自分が利用をしよう、為めにしよう、という頭が先でお世話をなさるから、親切がそれほど、あれに響きません」「なぜか、あの子は、わたしになつかない、わたしに楯(たて)をつくようなことは一度もないけれど、心からわたしになついてくれない」「それは、そうかも知れません」「今、あの子はどこにいます」「田舎(いなか)の方へ行っております」「田舎へ行って、何をしていますか」「いろいろ、よく働いておりますよ、自分のためにも、人様のためにも……」「縁づいたというわけでもないのですね」「エエ、いいところから随分縁談もありましたようですけれど、あの子には、身上(しんしょう)を持つ気は少しもないようです、このごろは寺小屋をはじめて、子供たちを教えていますよ」「まあ、あの子が、手習のお師匠さんになっているの?」「手習のお師匠さんばかりじゃありません、若い衆、娘たちの相談相手から、夫婦喧嘩の仲裁まで、あの子が世話を焼いておりますよ、感心なものです」「まあ、そんなでは、とてもこんなところへ帰ってはくれまい」「ええ、あれはあれで、自分の天職が定まったような心持で、おちついているようです」「では、わたしの方から、尋ねて行ってみようか知ら」こんな、しんみりした会話のみで、外で聞いても、内で聞いても、聞き苦しいところは少しもない...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは間へ人が立つて兎に角若い衆へ謝罪つてどうか惡戲はしないでくれと年嵩の二三人に頼んだからである...
長塚節 「芋掘り」
...丁度法事の時なものですから若い衆が三四十人で取卷いてとう/\魚扠(やす)で突つ殺してしまひました...
長塚節 「才丸行き」
...若い衆達から猥(わい)なこと囁かれるのをよいことに若い衆達はミサの後...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...誰を見ても手頃な若い衆(しゅ)とさえ鑑定すれば...
夏目漱石 「坑夫」
...へッ」帳場にいた番頭と若い衆...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...」芝居茶屋の若い衆――といっても...
長谷川時雨 「神田附木店」
...女「若い衆(しゅ)さんここでいいよ」とおりて...
三宅花圃 「藪の鶯」
...子供を若い衆の仲間に入れることなく...
柳田国男 「故郷七十年」
...村の若い衆たちがやってきて...
柳田国男 「母の手毬歌」
...「……あの……申上げます」「何じゃ金作……草取りか……」「ヘエ……その……御門前に山笠(やま)人形のような若い衆が……参いりました」「……何……人形のような若衆……」「ヘエ……その……刀を挿(さ)いて見えました」「……お名前は……」「……ヘエ……その……友川……何とか……」平馬は無言のまま筆を置いて立上った...
夢野久作 「斬られたさに」
...若い衆(しゆ)の風呂仕まひする唄の声何を云ひしかこの女闇にほゝ笑む...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...やはり同じかご寅の若い衆が...
吉川英治 「大岡越前」
...一人の若い衆が説明した...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
...またもや美男の若い衆が口上を述べて...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
...若い衆もやはり、不思議だなあと首をかしげる...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 歌手の小林幸子さん: ニコニコ超会議で桜の衣装をまとって「千本桜」を熱唱した。 🌸
- 野球選手の村上宗隆さん: 本拠地で11号本塁打を放ち、MLB本塁打数トップタイに立つ。 ⚾️
- バスケットボール選手の八村塁さん: NBAプレーオフで22得点の活躍で勝利に貢献しました 🏀
