...若々しい感情を拘束もなく華やかな語に聯(つら)ねた其詩――云ふ迄もなく...
石川啄木 「病院の窓」
...若々しい青年の釈尊と...
高神覚昇 「般若心経講義」
...若々しいことが次第にわかってくる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...若々しい眼で自分をやさしく見守(みまも)り...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...若々しい愛情と、皮肉な知恵と、有情な肉体の悩ましい温かい香りと、影が消え情熱が眠っている輝かしい微笑...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...若々しい血の思慮もなく劇しい語調で喋舌る私を...
南部修太郎 「猫又先生」
...十七処女(おとめ)の若々しい肌へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...縛つた娘の若々しい肉を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...年よりは若々しい...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...案外若々しい男であつた...
林芙美子 「浮雲」
...少くも老衰のみえない若々しい雲がゆつくり走つてゆく...
林芙美子 「旅人」
...彼は彼女達の若々しい心に特に見事に張られて強く響く名誉心の琴線に触れることで...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...私の若々しい鋭敏な眼を逃れることは出来なかった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...若々しい情熱をもって...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...同時にまた若々しいけしからぬ心であると反省もしていたのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...霊魂をふざけた・若々しい・思いにむけ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この蘆の芽のまだ若々しい頃に往(い)って見ると...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...けれど、これは山影の映つたのではなく、山影の描寫せられた黒いシルエットで、一層奇怪な感じは起るが、若々しい感じも、寂しい懷しい感じも起らない...
吉江喬松 「山岳美觀」
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