...そこには枯れ枯れになった苜蓿(うまごやし)が一面に生えていて...
有島武郎 「星座」
...苜蓿(うまごやし)7・2(夕)北欧のある詩人は...
薄田泣菫 「茶話」
...この苜蓿は丹羽(には)圭介氏が明治の初年欧羅巴(ヨーロツパ)へ往つた時...
薄田泣菫 「茶話」
...苜蓿((うまごやし))ン中おめへはブツ込む長(なげ)エ肩掛...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...ここは夏の初めになると苜蓿(うまごやし)が一面にはえる...
夏目漱石 「三四郎」
...「四葉(よつば)の苜蓿花(うまごやし)」とか云うものである...
夏目漱石 「野分」
...この島の牛どもが喰べる苜蓿(うまごやし)は塩気を含んでいるため...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...今頃は仄白い大方脚気を直したい人達が靄を分けつつ柔い苜蓿の上をはだしで踏んでゐる頃であらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...四葉の苜蓿を搜すことの上手な少女を昔知つてゐたつけが……...
堀辰雄 「四葉の苜蓿」
...さう私達をいつまでも悲しませなかつた位だ……今の少女たちは四葉の苜蓿なんぞ何んとも思ふまい...
堀辰雄 「四葉の苜蓿」
...いかにもその草の香をなつかしみでもするやうに苜蓿の上に腰を下ろして...
堀辰雄 「四葉の苜蓿」
...苜蓿(うまごやし)にんじんと兄貴のフェリックスは...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...苜蓿(うまごやし)なら食べるよ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...それへヨーグルトを少し貰ってきたら?兄貴のフェリックス――僕あ苜蓿(うまごやし)のほうがいい...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...上等な苜蓿(うまごやし)を喰(く)い荒す性(たち)のよくない寄生虫...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...食欲をそそる苜蓿(うまごやし)や...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...一方は近所の苜蓿(うまごやし)の中に...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...深い苜蓿の中に隠れることである...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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