...神泉苑(しんせんえん)の外を通りかかりますと...
芥川龍之介 「邪宗門」
...三人は乃ち新山堂の伯母さんとお苑さんと自分とであつた...
石川啄木 「葬列」
...苔古(こけふ)りし花苑(はなぞの)の奥...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...みどりの弟たちからのもので明日の水泳大会を見るために兄さんがおっしゃるとおり十時半神宮外苑(じんぐうがいえん)の入口へ行っていると書いてあり...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...夫レ京山者文場之奴隷芸苑之※※也...
京山人百樹 「北越雪譜」
...小苑は自分の影を見ることが好きで...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...神泉苑は当時既に池には水もなく...
外村繁 「澪標」
...自分の作なる説苑の初めに...
内藤湖南 「支那目録學」
...苑雪次郎と称して...
直木三十五 「死までを語る」
...そんなにして無言のままに紫苑(しおん)や...
中勘助 「小品四つ」
...首里の西南部にある尚家の南苑識名園を拜見することが出來た...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...『説苑』七に楊朱(ようしゅ)が梁王に見(まみ)えて...
南方熊楠 「十二支考」
...」宋の李如圭(りじよけい)の儀礼釈宮(ぎれいしやくきう)一巻は経苑(けいゑん)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...法諡寂苑院(じやくをんゐん)淨譽玄清居士である...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...余は獸苑を漫歩して...
森鴎外 「舞姫」
...辞苑を引いても書いてない新しい言葉だ...
横光利一 「夜の靴」
...この苑廊(えんろう)の榻(とう)(長椅子)までお出ましくださいませんか」「やれやれ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...神苑のそよ風に鳴っていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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