...さらに枯れて芽立ちの気配もない桑畑や...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...木の芽立ちのことをいったのかも知れない...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...「キサライ」というのは梵語でそのまま「木の芽立ち」という語であります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
...二月だといふのにいろいろなものの芽立ちが南に向いた畦だの崖だのにぞくぞく生えてゐた...
萩原朔太郎 「月に吠える」
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広海大治 「サガレンの浮浪者」
...発展されている社会主義的生活のよく艱難にたえてのびゆく芽立ちは...
宮本百合子 「あとがき(『モスクワ印象記』)」
...菩提樹の若いとんがった青緑の粒だった芽立ちと夜は樹液の匂いが柔かく濃い闇にあふれます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...杉の新芽立ちの間から庭中を窺っているようだった...
室生犀星 「蛾」
...異性の性愛の芽立ちから薹(とう)立ち迄...
夢野久作 「鼻の表現」
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