例文・使い方一覧でみる「芽」の意味


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...梧桐のを吹くは百日紅よりも早きやうなり...   梧桐の芽を吹くは百日紅よりも早きやうなりの読み方
芥川龍之介 「雑筆」

...彼に依(より)てのみ枯木(こぼく)も再びを出すべく...   彼に依てのみ枯木も再び芽を出すべくの読み方
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」

...すべてキリスト教の大真理はヨブ記の中に発している...   すべてキリスト教の大真理はヨブ記の中に発芽しているの読み方
内村鑑三 「ヨブ記講演」

...箇人の自由といふ観念の徐々(そろ/\)を出し始めた時代に於て...   箇人の自由といふ観念の徐々芽を出し始めた時代に於ての読み方
田山録弥 「尾崎紅葉とその作品」

...後のフィヒテ哲学たる「知識学」の萌をなすものである...   後のフィヒテ哲学たる「知識学」の萌芽をなすものであるの読み方
戸坂潤 「辞典」

...秋になると、茗荷のも出る...   秋になると、茗荷の芽も出るの読み方
外村繁 「澪標」

...野心のをもつ者で...   野心の芽をもつ者での読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...私はその日美しくぐんで今にも葉をさすまでになりながら花もつけずに根をたえかかつた友情の若草がふたたび春の光にあつて甘やかに蘇るであらうことをねがつてたし...   私はその日美しく芽ぐんで今にも葉をさすまでになりながら花もつけずに根をたえかかつた友情の若草がふたたび春の光にあつて甘やかに蘇るであらうことをねがつてたしの読み方
中勘助 「銀の匙」

...おそらく女の自覚が生え...   おそらく女の自覚が芽生えの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」

...木の根や草のは鎧袖(がいしゅう)一触であった...   木の根や草の芽は鎧袖一触であったの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...ものゝのほぐれほぐるゝ朝寝かな日常ものに親しんでをる...   ものゝ芽のほぐれほぐるゝ朝寝かな日常もの芽に親しんでをるの読み方
松本たかし 「松本たかし句集」

...もう楊柳のがふくらんで来たそうです...   もう楊柳の芽がふくらんで来たそうですの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...シホモノ春のうち野山から採つて來た蕨・蕗・いたどり・エニヨなどゝいふ類の若を...   シホモノ春のうち野山から採つて來た蕨・蕗・いたどり・エニヨなどゝいふ類の若芽をの読み方
柳田國男 「食料名彙」

...後に箸からを出して...   後に箸から芽を出しての読み方
柳田國男 「日本の伝説」

...私の愉しみはここから何か少しずつの出てくるのを感じ...   私の愉しみはここから何か少しずつ芽の出てくるのを感じの読み方
横光利一 「夜の靴」

...夏の女王おお、暑い夏、今年の夏、ほんとうに夏らしい夏、不足の言ひやうのない夏、太陽のむき出しな心臓の皷動(こどう)に調子を合せて、万物が一斉にうんと力(りき)み返り、肺一(いつ)ぱいの息を太くつきたらたらと汗を流し、と共に花を、花と共に香りを、愛と共に歌を、歌と共に踊りを、内から投げ出さずにゐられない夏、金色(こんじき)に光る夏、真紅(しんく)に炎上する夏、火の粉(こ)を振撒(ふりま)く夏、機関銃で掃射する夏、沸騰する焼酎(せうちう)の夏、乱舞する獅子頭(ししかしら)の夏、かう云(い)ふ夏のあるために万物は目を覚(さま)し、天地(てんち)初生(しよせい)の元気を復活し、救はれる、救はれる、沈滞と怠慢とから、安易と姑息(こそく)とから、小さな怨嗟(ゑんさ)から、見苦(みぐるし)い自己忘却から、サンチマンタルから、無用の論議から……おお、密雲の近づく中の霹靂(へきれき)の一音(いちおん)、それが振鈴(しんれい)だ、見よ、今、赫灼(かくしやく)たる夏の女王(ぢよわう)の登場...   夏の女王おお、暑い夏、今年の夏、ほんとうに夏らしい夏、不足の言ひやうのない夏、太陽のむき出しな心臓の皷動に調子を合せて、万物が一斉にうんと力み返り、肺一ぱいの息を太くつきたらたらと汗を流し、芽と共に花を、花と共に香りを、愛と共に歌を、歌と共に踊りを、内から投げ出さずにゐられない夏、金色に光る夏、真紅に炎上する夏、火の粉を振撒く夏、機関銃で掃射する夏、沸騰する焼酎の夏、乱舞する獅子頭の夏、かう云ふ夏のあるために万物は目を覚し、天地初生の元気を復活し、救はれる、救はれる、沈滞と怠慢とから、安易と姑息とから、小さな怨嗟から、見苦い自己忘却から、サンチマンタルから、無用の論議から……おお、密雲の近づく中の霹靂の一音、それが振鈴だ、見よ、今、赫灼たる夏の女王の登場の読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」

...暗黒と頽廃(たいはい)と社会的混乱の続いた室町期の末にその萌(ほうが)を孕(はら)み...   暗黒と頽廃と社会的混乱の続いた室町期の末にその萌芽を孕みの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...さまざまなに対しても...   さまざまな芽に対してもの読み方
和辻哲郎 「すべての芽を培え」

「芽」の読みかた

「芽」の書き方・書き順

いろんなフォントで「芽」

「芽」の英語の意味

「芽なんとか」といえば?   「なんとか芽」の一覧  


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