...此のプランタンで永井君に取つても私に取つても新聞の三面欄を賑はす餘り芳しからぬ事件が生じた...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...まず彼水戸の運命は芳しからぬ方向を指しているとしか思われない...
海野十三 「地球発狂事件」
...そして全くの詭弁や甚だ芳しからぬ説明を用いて...
戸坂潤 「デカルトと引用精神」
...そして全くの詭弁や甚だ芳しからぬ説明を用いて...
戸坂潤 「読書法」
...いろいろ芳しからぬ噂が私達の間に伝わっていた...
豊島与志雄 「別れの辞」
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