...又俗語を正したことに詩人たる芭蕉の大力量も窺(うかが)はれることは事実である...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...二 俳句とは芭蕉によって作り上げられた文学でありますさていよいよ俳句の内容の吟味に取りかかってみようと思います...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...その時に唯一の医師として芭蕉の診療に従事していたのがこの句の作者木節で...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...水芭蕉がいっぱい咲いている...
高見順 「いやな感じ」
...芭蕉翁などのよろこびさうな軽い閑雅な味のものであるが...
太宰治 「津軽」
...・こんなところに師走いそがしい家が建つ・枯れつくして芭蕉葉は鳴る夜の片隅・遠く鳥のわたりゆくすがたを見おくる・寝しな水のむ山の端に星一つ・あすはお正月の御飯をあたゝめてひとり十二月廿七日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...戸袋の前に大きな広葉を伸ばした芭蕉(ばしょう)の中の一株にはことし花が咲いた...
寺田寅彦 「花物語」
...芭蕉とその門人去来(きょらい)東花坊(とうかぼう)の如き皆然りで...
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」
...また芭蕉の寂びしさともちがっている...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...芭蕉の書体が雄健で闊達(かったつ)であるに反して...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...芭蕉の俳句においては...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...故に芭蕉も弟子に教えて...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...芭蕉(ばしょう)はこのイデヤに対する思慕を指して「そぞろなる思い」と言った...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...芭蕉の句には種々の変化がありますが...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...しかれども蕪村は芭蕉が連句に力を用いしだけ熱心には力をここに伸ばさざりき...
正岡子規 「俳人蕪村」
...去来は最も深く芭蕉に教へられし者なれども...
正岡子規 「古池の句の弁」
...カッサヴァや芭蕉など有用な植物は集って一大木に生じいた...
南方熊楠 「十二支考」
......
森鴎外 「細木香以」
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