...複する者は之(これ)を芟(か)り...
石原純 「杉田玄白」
...「生きている人間の心臓を芟除(さんじょ)するなんてことは...
海野十三 「心臓盗難」
...為レ之ガ芟二刈蕪蔓ヲ一二シ菁英ヲ一先ヅ輯メ二三巻ヲ一以為シ二初編ト一...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...為レ之ガ芟二刈蕪蔓ヲ一二シ菁英ヲ一先ヅ輯メ二三巻ヲ一以為シ二初編ト一...
京山人百樹 「北越雪譜」
...このような雷同心の芟除(さんじょ)にある...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...矛盾の芟(さん)除が...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...市政を害毒するものを吏員自身の手によって芟(さん)除しようというのである...
戸坂潤 「社会時評」
...村民の「更生」とかいう塵芥を芟除して来たが...
戸坂潤 「社会時評」
...邪魔物扱いをうけ辱しめられ芟除される」...
戸坂潤 「読書法」
...資本制の美点を傷けるブルジョア達(地主も含める)や政党政治家を芟除(さんじょ)することも一つの進歩前進だろう...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一連の事件に於ける史上のある人物を芟除(せんじょ)したり...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...彼はそこにある草を芟(か)りました...
夏目漱石 「行人」
...安達氏北條氏と結びて頻りに名門右族を芟除す...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...因訂訛芟複...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...奸邪を芟夷(さんい)し...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...柞の字は『新撰字鏡(しんせんじきょう)』には「櫟(くぬぎ)なり」とあり「草を除くを芟(さん)と曰(い)い木を除くを柞(さく)と曰う」とあるけれども...
柳田國男 「地名の研究」
...一夏草を芟払(かりはら)わずにおけば大道も小径になる...
柳田国男 「峠に関する二、三の考察」
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