...私は関東木材労働組合の一員として芝浦から上野までデモったことがある...
日本経済新聞社 「私の履歴書」
...そこで僕は充分の自信を持って芝浦まで出掛け...
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」
...K造船工場に暇乞(いとまご)いをして芝浦へ急行しなければならない...
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」
...芝浦埋立地にじっとしていたことがあり...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...そこで一夕僅に親族だけを芝浦の某亭(名を忘れた)に案内して小賀宴を開いた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...芝浦(しばうら)の埋立地(うめたてち)も目下家屋の建たない間は同じく閑地として見るべきものであろう...
永井荷風 「日和下駄」
...芝浦(しばうら)の月見も高輪(たかなわ)の二十六夜待(にじふろくやまち)も既になき世の語草(かたりぐさ)である...
永井荷風 「水 附渡船」
...芝浦一帯が見える...
中里介山 「大菩薩峠」
...芝浦の築港には鴎(かもめ)のように白い水兵達が群れていた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...この鯨はどこへあがったンだ」「芝浦です」ひょろ松は...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...勝手口に錠をおろして芝浦へ散歩に行く...
牧野信一 「五月六日」
...昭和六年九月(退学後)芝浦の××印刷工場(三百人)に日給一円コウセイヤとしてかよう...
宮本百合子 「工場労働者の生活について」
...これは樫尾がモーターボートを芝浦へ廻す手配を感付いたJ・I・Cの人間が先廻りをして...
夢野久作 「暗黒公使」
...メキシコ石油商会の競走用モーターボートをお買求めになって芝浦にお廻しになるのと一緒に...
夢野久作 「暗黒公使」
...ボールと八卦芝浦にレツスン倶樂部があつた頃である...
吉川英治 「折々の記」
...芝浦の船茶屋へ寄ってみたが...
吉川英治 「松のや露八」
...芝浦街道を横ぎると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「武州の芝浦といえば?」所もつい先頃まで...
吉川英治 「宮本武蔵」
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