...饅頭笠を伏せた樣な芝山で...
石川啄木 「赤痢」
...とある芝山の頂に来た時...
石川啄木 「道」
...お手伝いのお末(本名本郷末子)と雑役の芝山宇平があると答えた...
海野十三 「地獄の使者」
...警官に芝山をここへ連れて来るようにいいつけた...
海野十三 「地獄の使者」
...間もなく芝山はこの広間へ入って来た...
海野十三 「地獄の使者」
...どんなことでもいってみたまえ」「はあ」芝山はしばしうなだれていたが「さあ...
海野十三 「地獄の使者」
...何と仰有る……」と芝山は顔を固くして聞きかえしたが...
海野十三 「地獄の使者」
...そのあとが芝山宇平という爺さんですがね」「亀之介と芝山の二人をね」検事はちょっと首をかしげたが...
海野十三 「地獄の使者」
...今土居三津子がここへ来るじゃないか」そこへ芝山宇平が巡査に連れられておずおずと入って来た...
海野十三 「地獄の使者」
...いいですか」「へえへえ」芝山の眼は落着を失った...
海野十三 「地獄の使者」
...帆村は冷然として芝山に訊問を続ける...
海野十三 「地獄の使者」
...亀之介、芝山宇平、その外に死んだ鶴彌と関係のある男たちだ」「芝山は、部屋の中でも外でも、両方に可能性があるんだね」「芝山は怪しい奴だ...
海野十三 「地獄の使者」
...芝山が見たとはいわなかったが...
海野十三 「地獄の使者」
...星は壮士たちをひきつれて芝山内の憲政党本部を占拠した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...なほまた愚僧が先年寄宿罷(まかり)あり候芝山内青樹院の様子につきては...
永井荷風 「榎物語」
...麻布(あざぶ)の古川(ふるかは)は芝山内(しばさんない)の裏手近く其の名も赤羽川(あかばねがは)と名付けられるやうになると...
永井荷風 「水 附渡船」
...自分が頻(しきり)に芝山内(しばさんない)の霊廟(れいびょう)を崇拝して止まないのも全くこの心に等しい...
永井荷風 「霊廟」
...然しそれにもまして私はこの芝山の間に望んだ寂しい姿をいつまでもよう忘れないだらうと思ふ...
若山牧水 「樹木とその葉」
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