...彼女は演技が上手くて、いつも芝居気だ...
...芝居気な人たちがたくさんいる芸能界で生きていくのは大変だ...
...あの人は、普段は真面目そうだけど、実は芝居気な部分がある...
...彼は本当に演技が上手いから、いつも芝居気があふれている...
...芝居気がある人は、日頃から自己表現力が高く、魅力的に見えることが多い...
...彼は非常に芝居気があつて...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...芝居気を最初に出したのはあの間抜けた草平氏の己惚(うぬぼれ)にちがひないし...
伊藤野枝 「妾の会つた男の人人」
...なんて芝居気たっぷりな奴だろう」宗像博士は事もなげに笑ったが...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...いやみつたらしく気障(きざ)つたらしい芝居気たつぷりの...
太宰治 「津軽」
...おしずとおゆうさんとの違いは何よりもおしずにそういう芝居気のないところにあったと申しますのでござりまして裲襠(うちかけ)を着て琴をひいたり小袖幕(こそでまく)のかげにすわって腰元に酌をさせながら塗りさかずきで酒をのむような芸当はお遊さんでなかったら板につかないのでござりました...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...吾々がクラブにおいて二つの安楽椅子にかけていたよりももっと熱情も芝居気(しばいげ)も持たず吾々が生き埋めされていたそれ等の割目の中で私に話をしました...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...あなたは少し……芝居気が多すぎるようですね...
豊島与志雄 「変な男」
...六法をきってみようというような華美(はで)な芝居気のない男ですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...いよいよたまらない芝居気たっぷりでもある...
中里介山 「大菩薩峠」
...江戸の町を駆けて来るというのは物好きや芝居気では出来ないことです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何時でも芝居気は失せぬと見え...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...これがひどい芝居気ちがい...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...芝居気たっぷりな脅迫を受けて...
火野葦平 「花と龍」
...芝居気じゃなかった...
火野葦平 「花と龍」
...勿論芝居気に気づかぬ振りをして――...
北條民雄 「道化芝居」
...芝居気違いになり...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...芝居気ちげえに相違ねえ――人にさんざ苦労をかけながら...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...媚(こ)びと芝居気に充ちた道楽をしようとする...
三木清 「人生論ノート」
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