...芝居小屋で新作の舞台が上演される予定です...
...彼は昨晩、芝居小屋で素晴らしい演技を見せた...
...あの芝居小屋は歴史的建造物に指定されている...
...今夜は芝居小屋に行きたいが、チケットが残っているか心配だ...
...私たちは芝居小屋のロビーで待っている間、アイスクリームを食べた...
...ところがある日葺屋町(ふきやちょう)の芝居小屋などを徘徊(はいかい)して...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...そのころ松山には四つの芝居小屋があつた...
伊丹万作 「私の活動写真傍観史」
...たまたま芝居小屋の前を過ぎても...
魯迅 井上紅梅訳 「村芝居」
...芝居小屋などあった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...森徳座という芝居小屋でも遼陽陥落万々歳というにわか仕立ての狂言を上場したりして...
太宰治 「惜別」
...余寒の時節芝居小屋に出入するは余の恐るゝ所なり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...その頃の芝居小屋はみんな猿若町(さるわかちょう)にあった...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...今夜中に片付けなきや魔が射しさうだ」其處からもう一度鎭守の森の芝居小屋へ引返した平次...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...九州の芝居小屋で...
林芙美子 「新版 放浪記」
...月番(つきばん)の南町奉行所(みなみまちぶぎょうしょ)でも躍気となって、隠密廻(おんみつまわり)、常廻(じょうまわり)はもとよりのこと、目明(めあか)し、下(した)ッ引(ぴき)を駆りもよおし、髪結床(かみゆいどこ)、風呂屋、芝居小屋、人集(ひとよ)り場、盛り場に抜目なく入り込ませ、目くじり聴き耳立てて目ぼしい聞込みでもとあせり廻るが、一向、なんの手懸りもない...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...この志ん馬と小まつさんとが二枚看板で上田の芝居小屋を開けたのですが...
正岡容 「初看板」
...大方、芝居小屋から、この席と、つづいてやかましい所に御辛抱なされたので、御気持があしゅうなられたのでしょうゆえ、しばし、あちらで御休息なられては――」と、云って、三郎兵衛の胸の寸法を、十分にのみ込めぬ浪路が、拒(こば)もうとするのを、しいるようにして、「それ、女中ども、御息女さまをしずかなお部屋に御案内いたしてくれ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...昨年の秋とかにも古川町の芝居小屋で...
柳田国男 「雪国の春」
...(たらいに番附入れたのを肩に乗せ売って歩いている等芝居小屋の情景よろしく)平土間で「幕開けろ!」と怒鳴ってる...
山中貞雄 「中村仲蔵」
...いかにも芝居小屋という感じのする建物であった...
山本周五郎 「青べか物語」
...芝居小屋が本建築になり...
山本周五郎 「山彦乙女」
...家庭の眼を偸(ぬす)んでは足しげくのぞいた伊勢佐木町の芝居小屋が...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...モナコの華美な海浜の妾達の芝居小屋は...
吉行エイスケ 「バルザックの寝巻姿」
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