...芝居小屋で新作の舞台が上演される予定です...
...彼は昨晩、芝居小屋で素晴らしい演技を見せた...
...あの芝居小屋は歴史的建造物に指定されている...
...今夜は芝居小屋に行きたいが、チケットが残っているか心配だ...
...私たちは芝居小屋のロビーで待っている間、アイスクリームを食べた...
...ところがある日葺屋町(ふきやちょう)の芝居小屋などを徘徊(はいかい)して...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...芝居小屋もすばらしいし...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人形つかい」
...芝居小屋の小さなのがあります...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...使つてゐる人たち全部を芝居小屋へ聞きにやつた...
太宰治 「思ひ出」
...芝居小屋の門番の息子(むすこ)が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...芝居小屋は船を裏返したようなもので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...寒い芝居小屋だ...
永井荷風 「深川の散歩」
...芝居小屋を借りて...
中里介山 「大菩薩峠」
...その近くへ芝居小屋が建築されたそれが...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...九州の芝居小屋で...
林芙美子 「新版 放浪記」
...芝居小屋の前をすぎると長い木橋があった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...遅いお買物で……」「芝居小屋に入ったりして...
火野葦平 「花と龍」
...いまに私は芝居小屋を開けてきっと三遊亭圓朝の看板を上げてみせる...
正岡容 「小説 圓朝」
...大方、芝居小屋から、この席と、つづいてやかましい所に御辛抱なされたので、御気持があしゅうなられたのでしょうゆえ、しばし、あちらで御休息なられては――」と、云って、三郎兵衛の胸の寸法を、十分にのみ込めぬ浪路が、拒(こば)もうとするのを、しいるようにして、「それ、女中ども、御息女さまをしずかなお部屋に御案内いたしてくれ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...ここかしこに芝居小屋を掛けて...
森鴎外 「金貨」
...「いつか話したと思う」と木内は続けて云った、「私は芝居の座付き作者になるつもりだった、代作ということでいたに乗った台本も幾つかある、だがそのうちに、或る芝居小屋の、頭取のかみさんとできてしまい、それがばれて、芝居の世界から追い出されちまった」「もううちはそこですよ、うちへいってから聞きましょう、こんなところでぐずぐずしていると本当に風邪をひきますぜ」「おれたちは苦労した、いや、苦労したのはおたねのほうだろう」木内は俯向(うつむ)いて両手で顔を押えながら云った、「芝居の世界から閉め出されたのは、おれにとって羽根をむしられた鳥のようなもんだ、出来ると思うことはなんでもやってみたが、結局はけちな筆で生きるよりしようがなかった、文華堂へ転げ込んだのは三年まえだが、ぼろ長屋の店賃(たなちん)を払って、一人がやっと食えるほどの手当にしかならず、おたねは自分からすすんで、箱根の湯治宿へ女中奉公にいってくれたんだ」「それにしては」と房二郎が云った、「記事を書きながら、ずいぶんけいきよく飲んでいたな」「かみさんから仕送りがきていたのさ」「それで箱根か」「湯治場は金になるからな」と云って木内はまた頭を垂れた、「――金になる、か、どんな気持で三年、箱根の山の中で苦労したことだろう」「まさか泣きだすんじゃあないだろうな」房二郎はからかうように云い、木内の腕を取ってむりやりに立たせた、「もう一と跨ぎで長屋の木戸だ、さあ、帰りましょう」「それがだめなんだ」「なにがだめなんだ、おまえさんのうちじゃあないか」「女房が来ているんだよ」木内は力のぬけたような声で云った、「ちょび髭が月手当をあげると云った、それだけあれば夫婦二人のくらしは立つと思ったんで、箱根から呼び戻したんだ、一昨日(おとつい)返事があって、今日の夕方にはこっちへ着いている筈なんだ」ちょび髭の前に平つく這い、恥も外聞もなく泣きごとを並べた木内桜谷の姿が、房二郎には改めていたましく、思いだされた...
山本周五郎 「へちまの木」
...「上町(かみまち)の芝居小屋だ――岩井染之助(いわいそめのすけ)の楽屋(がくや)から出たんだとよ!」声を投げ合ッて走って行く...
吉川英治 「江戸三国志」
...家庭の眼を偸(ぬす)んでは足しげくのぞいた伊勢佐木町の芝居小屋が...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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