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芥川龍之介 「るしへる」
...リューマチスの反対刺戟材である艾(もぐさ)を...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...艾(よもぎ)や芒(すすき)を分けて...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...艾(よもぎ)をどっさり食べたあとのようだった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...橙(だいだい)色や柚子(ゆず)色や栗色や焦げ燧艾(ほくち)色など...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...おっかさんは味噌の団子と艾の団子とを両手に持っていた...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...又墨子に引ける尚書には呂刑、大誓、仲之誥等、今の尚書と同名の者の外に、今の尚書と異名同實の禹誓(甘誓)武觀(五子之歌)等があり、同名異實の湯誓などがあり、今の尚書に全くなき術令、相年、禽艾、湯之官刑、禹之總徳等もある...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...其の當時に西洋から來た艾儒略といふ宣教師が支那で...
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」
...艾(もぐさ)に事は欠かない...
中里介山 「大菩薩峠」
...既定爾婁豬盍歸吾艾牝豚はたしかに遣つた故早く牡豚を返すべし衞の太子は之を聞くと顏色を變へた...
中島敦 「盈虚」
...もぐさ(艾)はよもぎ(artemisia)の綿のようであり火口(ほくち)のような葉をもんで円柱または円錐の形にしたもの...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...また「今ノ艾(ガイコウ)ハ朝鮮国ヨリ伝ヘシニヤ朝鮮ハ我国ヘ近キユヘ我邦ノ風俗ノ移リタルニヤ朝鮮賦注ニ艾アリ其文左ノ如シ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...さらに野に沢山生えていて緑の色も深くかつよい香いのするヨモギ(艾(ガイ)である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...それより転じて真の蛇断れた時艾(よもぎ)のような草で自ら続(つ)ぎ合すという(オエン『老兎および巫蠱篇(オールド・ラビット・ゼ・ヴーズー)』)...
南方熊楠 「十二支考」
...戸を卸(おろ)した六間(けん)間口(まぐち)の艾屋(もぐさや)の軒下に...
吉川英治 「脚」
...そして魏将艾(とうがい)の軍門に...
吉川英治 「三国志」
...それにきのうの艾(もぐさ)が入っている...
吉川英治 「私本太平記」
...土産物(みやげもの)にして売るのです」「そうか……艾(もぐさ)作りなら...
吉川英治 「宮本武蔵」
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