例文・使い方一覧でみる「艾」の意味


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...妾(わたし)が乳首(ちゝくび)へ苦(にがよもぎ)を塗(まぶ)って鳩小舍(はとごや)の壁際(かべぎは)で日向(ひなた)ぼっこりをして……殿樣(とのさま)と貴下(こなた)はマンチュアにござらしゃりました……いや...   妾が乳首へ苦艾を塗って鳩小舍の壁際で日向ぼっこりをして……殿樣と貴下はマンチュアにござらしゃりました……いやの読み方
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」

...妾(わたし)の乳(ちゝ)の尖所(さき)の苦(にがよもぎ)を嘗(な)めさっしゃると...   妾の乳の尖所の苦艾を嘗めさっしゃるとの読み方
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」

...又墨子に引ける尚書には呂刑、大誓、仲之誥等、今の尚書と同名の者の外に、今の尚書と異名同實の禹誓(甘誓)武觀(五子之歌)等があり、同名異實の湯誓などがあり、今の尚書に全くなき術令、相年、禽、湯之官刑、禹之總徳等もある...   又墨子に引ける尚書には呂刑、大誓、仲之誥等、今の尚書と同名の者の外に、今の尚書と異名同實の禹誓武觀等があり、同名異實の湯誓などがあり、今の尚書に全くなき術令、相年、禽艾、湯之官刑、禹之總徳等もあるの読み方
内藤湖南 「尚書稽疑」

...其の當時に西洋から來た儒略といふ宣教師が支那で...   其の當時に西洋から來た艾儒略といふ宣教師が支那での読み方
内藤湖南 「日本國民の文化的素質」

...ふと安閑寺の灸とて名高き(もぐさ)を售(う)りしはこの寺なり...   ふと安閑寺の灸とて名高き艾を售りしはこの寺なりの読み方
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」

...(もぐさ)に事は欠かない...   艾に事は欠かないの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...(もぐさ)でも取ってけえりゃいいんでござんすか」「そこだ」と不破の関守氏が少しはずんで...   艾でも取ってけえりゃいいんでござんすか」「そこだ」と不破の関守氏が少しはずんでの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...既定爾婁豬盍歸吾牝豚はたしかに遣つた故早く牡豚を返すべし衞の太子は之を聞くと顏色を變へた...   既定爾婁豬盍歸吾艾牝豚はたしかに遣つた故早く牡豚を返すべし衞の太子は之を聞くと顏色を變へたの読み方
中島敦 「盈虚」

...初瀬へ行くにうる家のならびたればこもりくの初瀬のみちはなす暑けくまさる倚る木もなしに三輪山へいたる途にて味酒三輪のやしろに手向けせむ臭木の花は翳してを行かな三輪の檜原のあとゝいふを...   初瀬へ行くに艾うる家のならびたればこもりくの初瀬のみちは艾なす暑けくまさる倚る木もなしに三輪山へいたる途にて味酒三輪のやしろに手向けせむ臭木の花は翳してを行かな三輪の檜原のあとゝいふをの読み方
長塚節 「長塚節歌集 上」

...もぐさ()はよもぎ(artemisia)の綿のようであり火口(ほくち)のような葉をもんで円柱または円錐の形にしたもの...   もぐさはよもぎの綿のようであり火口のような葉をもんで円柱または円錐の形にしたものの読み方
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」

...あはやの火が皮膚にまで達しようとした刹耶には...   あはや艾の火が皮膚にまで達しようとした刹耶にはの読み方
牧野信一 「剥製」

...さらに野に沢山生えていて緑の色も深くかつよい香いのするヨモギ((ガイ)である...   さらに野に沢山生えていて緑の色も深くかつよい香いのするヨモギであるの読み方
牧野富太郎 「植物一日一題」

...その中には独活(うど)・山の芋・蕨・ゼンマイ・蕗(ふき)・タラの芽・ムカゴ・スズノコから(よもぎ)・ハハコまでが含まれていて...   その中には独活・山の芋・蕨・ゼンマイ・蕗・タラの芽・ムカゴ・スズノコから艾・ハハコまでが含まれていての読み方
柳田國男 「食料名彙」

......   の読み方
山之口貘 「鮪に鰯」

...戸を卸(おろ)した六間(けん)間口(まぐち)の屋(もぐさや)の軒下に...   戸を卸した六間間口の艾屋の軒下にの読み方
吉川英治 「脚」

...そして景燿(けいよう)六年の秋、一挙に蜀中に攻め入って、その覆滅(ふくめつ)を遂(と)ぐべしと、(とうがい)、鍾会(しょうかい)を大将として、無慮数十万の大兵は、期して、魏を発し、漢中へ進撃した...   そして景燿六年の秋、一挙に蜀中に攻め入って、その覆滅を遂ぐべしと、艾、鍾会を大将として、無慮数十万の大兵は、期して、魏を発し、漢中へ進撃したの読み方
吉川英治 「三国志」

...陰平(いんぺい)の険隘(けんあい)を突破した(とうがい)の軍は...   陰平の険隘を突破した艾の軍はの読み方
吉川英治 「三国志」

...それにきのうの(もぐさ)が入っている...   それにきのうの艾が入っているの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「艾」の読みかた

「艾」の書き方・書き順

いろんなフォントで「艾」

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