...殊に眉山の艶容媚態(えんようびたい)――というと女の形容になるが...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...今までの打ちとけた艶容(えんよう)が改まつて翳つた青い眉...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...半裸の艶容嬌態が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それより艶容匹(たぐい)なく姿色衰えず淫心しきりに生じて制すべからず...
南方熊楠 「十二支考」
...その後今一度彼らの艶容を窺わんと...
南方熊楠 「十二支考」
...実に艶容無双の半男女だったと記憶する...
南方熊楠 「十二支考」
...己れと艶容を争いし事あるに快からず...
南方熊楠 「十二支考」
...艶容を見とめることは出來ない...
吉江喬松 「山岳美觀」
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