...水夫を裸に的にして色鮮やかにゑどりたる杙(くひ)に結ひつけ射止めたり...
アルテュル・ランボオ 上田敏訳 「醉ひどれ船」
...空よく晴れて朝風やゝ肌寒く露の小萩のみだれを吹いて葉鶏頭(はげいとう)の色鮮やかに穂先おおかた黄ばみたる田面(たのも)を見渡す...
寺田寅彦 「東上記」
...長谷川卯兵衛安備(やすとも)と墨色鮮やかに大書してあった...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...それは色鮮やかな強い染料であって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...物凄く色鮮やかなダリヤの赤黒い葩(はなびら)を見ながら...
蘭郁二郎 「※[#「氓のへん/(虫+虫)」、第3水準1-91-58]の囁き」
...色鮮やかな赤蜻蛉(あかとんぼ)の群が...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
...その美少女の色鮮やかな原色の紅と黄と青との大胆な洋装が...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
...色鮮やかな唇から流れ出す言葉に...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...色鮮やかに濡れた脣(くちびる)の間から...
蘭郁二郎 「鱗粉」
...万華鏡のように色鮮やかに雑沓していた...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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