...彼は色魔だと評判が悪い...
...あの人が色魔だとは思わなかった...
...今回の事件は色魔によるものだと見られている...
...彼女は色魔に襲われた恐怖から一歩も外に出られなくなった...
...オンライン世界でも色魔に注意が必要だ...
...独唱家(ソロイスト)と云うよりゃむしろ立派な色魔だね...
芥川龍之介 「路上」
...立派(りっぱ)に色魔たるべき人相(にんそう)を具えているな...
芥川龍之介 「路上」
...色魔(しきま)!」「なにを――」と星宮学士は...
海野十三 「恐しき通夜」
...彼を稀代の色魔と呼ぶ者...
海野十三 「くろがね天狗」
...監禁する色魔(しきま)であろう...
江戸川乱歩 「「悪霊物語」自作解説」
...「近頃出歯亀倶楽部と称する色魔の徒輩小間物化粧品を売り歩く商人体に姿を変えて市中を徘徊し...
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」
...そんな色魔的手腕があったろうとも思われない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...従って不良ダンス教師は「色魔」でも何でもない筈であるが...
戸坂潤 「社会時評」
...一口にいえば色魔なんだね」「…………」「わっしの見るところでは...
中里介山 「大菩薩峠」
...色魔といふたぐひの男が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...同じ手段でその色魔の手にかかった第二の犠牲者です...
平林初之輔 「悪魔の聖壇」
...「先生は色魔に就いて何うお考えですか?」と私は初めた...
松永延造 「職工と微笑」
...あんなインポテントの色魔のとこなんぞへ行つてやるもんか...
三好十郎 「肌の匂い」
...筥崎駅附近で……相手は九大名うての色魔……女は佐賀県随一の富豪……時枝家の家出娘」……「両親へ詫びに帰る途中……思い迫ったものか……この悲惨事」……▲記事……(上略)……時枝ヨシ子(二〇)が東京にあこがれて家出をしたのは...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...渋谷あたりへかけては誘拐や色魔式が横行する...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...色魔式の活躍場所である事は云う迄もない...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...今はゴロ式にも色魔式にも文化式が多いようである...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...毒婦や色魔は世間を摺れ枯らした結果...
夢野久作 「鼻の表現」
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